お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ

MASACA!三代目市川右團次襲名の影に、市川猿之助さんが・・・ゲスト:市川右近さん(part1)

コシノジュンコ MASACA

2016年12月18日(日)放送

ゲスト:市川右近さん(part1)

JK:まずは三代目市川右團次さん、襲名おめでとうございます。
出水:おめでとうございます。
市川:ありがとうございます。いよいよ近づいてまいりました。
JK:右團次さんというお名前は?
市川:昭和11年に、二代目の右團次さん、先代さんがお亡くなりになられまして、81年ぶりの復活になるんですけど、市川家においては、大きなお名前ですので、代々の名に恥じぬように、精進してゆきたいと思っています。
JK:もともと右近というのは、本当の・・・
市川:武田右近っていう本名なんですよ。師匠の三代目猿之助、現在の二代目猿翁ですけど、幼少の頃に入門したときに、名前はそのままでいいんじゃないかと・・・
出水:珍しいことですよね、本名そのまま名乗っていらっしゃる方・・・市川:そうですね、何人かいらっしゃるんですよ。例えば片岡仁左衛門さんは、この前まで片岡孝夫さんでしたから。
出水:今回襲名されるお名前に右近と同じく、右という字が入っているのが入っているのは、何か縁を感じますよね。
市川:非常に縁を感じるんですが、実はこの襲名にあたってお力添えを頂いたのが、市川海老蔵さんなんです。2008年、いまから8年前に、海老蔵さんが、「右近さん、右團次っていう名前がウチにはあるんですけど、右近さん、どうですか?」って言ってくださって。そのときに、今言っていただきましたように、いくつかの、私と右團次という名跡との共通点といいますか、もともとその、市川右團次という名跡は、上方の、関西のお名前で、関西で活躍された役者さんだったんですけれども、私が大坂生まれだということが、共通点していることと、
JK:東京では左團次さんっていいますでしょ?
市川:そうです。四世小段次さんという、幕末の名優がいらしたんですけど、この方のご長男さんが左團次さん、関西で活躍されたときに生まれたのが右團次さんなんです。
JK:その方たちが「外連」が得意?
市川:宙乗りですとか、早変わりとか、歌舞伎の奇を衒ったスペクタクル性に富んだ演出のパイオニアみたいな方が、この右團次さんのお父さんの四世小段次さんなんですよ。その外連芸というものが、右團次さんに継がれまして、その流れがわたくしの師匠の方に流れて、またそこで僕が修行させて頂いていたので、それが一つの共通点。それと先ほどおっしゃった、右近にも右團次にも「右」の字が入っているので、そのことに海老蔵さんが感じてくださって、「市川の家として長く途絶えている名前だけれども、近さんと共通しているから」ということで、どうですか?と言ってくださって。
JK:あと押しを・・・
市川:はい、その後、私の師匠のところに話を持って行ってくださったり、松竹株式会社にお話ししてくださったり。二代目のお孫さんの市川右之助さんにも言って下さったり、全部話を進めてくださったんです。それで、2014年に歌舞伎座に出ておりました時に、海老蔵さんも一緒に、一座していたんですけど、私のせがれが楽屋におりまして、「歌舞伎役者にするんですか?」と訊かれて、当人も、まだ4歳、3歳ですね、楽屋におりまして、「歌舞伎役者をやる」と当人も言っておりましたので、そのときは(海老蔵さんの)お父さんも他界されていて、海老蔵さんが市川家の総家なわけです。「そうですか、じゃあ、あの話、もっと急がなくてはいけませんね。」って、言ってくださったんです。というのは、海老蔵さんのビジョンというのは、もう僕たちの代じゃないんですよ。ご自身の御子息の代、大人になったときに右團次がいるかということなんです。ですから、私の倅が歌舞伎をやるのであれば、ゆくゆくは右團次という名前を、彼に。その次にご自身の息子さんとウチの倅が一緒にやっているという未来を想像しているんです。

=オンエア楽曲=
M1. Someday We’ll Be Together / Diana Ross & The Supremes