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「文化系大忘年会2016」Part4【音声配信】TBSラジオ「文化系トークラジオLife」

文化系トークラジオ Life ニュース版
塚越健司&鈴木謙介(charlie) 撮影:ササキミチヨ

塚越健司&鈴木謙介(charlie) 撮影:ササキミチヨ

「文化系大忘年会2016」part4(40’02″)

◯消費されないもの、交換できないもの
・国内政治の肩透かしで結果的には静かな一年に(メール)
・成長を前提とした資本主義の限界(メール)
 →ポスト資本主義の価値観を示唆する『美しい距離』(メール)
 →お涙頂戴を提供するわかりやすい定型化への反駁(倉本)
 →消費されるものが無い物語(倉本)
・いろいろなものが理性でなく感情で動く( charlie )
 →メディアの発達でますます感情的に( charlie )
・統治の倫理/市場の倫理( charlie )
 →オープンさが大事な市場の倫理とその逆の統治の倫理( charlie )
 →交換してはいけないものへの反発( charlie )

◯その広告で人は動くか
・キュレーションメディアや電通過労死 (charlie)
 →AIで済むことを人間に低価格でやらせる( charlie )
 →合理性のなさ(津田)
・ネットは何も新しくないスポット広告(柳瀬)
 →ネットのページビューで換算するだけの広告(柳瀬)
 →数字の辻褄が合えばいい、に( charlie )
・広告は商品が売れるか企業が好かれるかするためのもの(柳瀬)
 →インターネットによってターゲッティングが可能に(柳瀬)
 →一番雑なアドネットワークの広告に皆が乗っかった(柳瀬)
 →「なぜそれが売れるのか」を誰も聞かない(柳瀬)
・「PVに貴賤は無い」は嘘(常見)
 →「人がどれほど動くか」を見ていない( charlie )
 →メディアが感情を動かし人を動かす(津田)
 →結局は倫理とフェアネスの問題(津田)
 →Googleが資本主義によって使い物にならなくなる(津田)
・ソーシャルメディアは広告が載れば何でもいい、の時代に( charlie )
 →扇情的なニュースが求められると量産されてお金が回る( charlie )
 →消費者がアドネットワークを面白いと思わなければ起きない( charlie )
 →裏付けの無い二次情報三次情報の蔓延による知的体系の崩壊が怖い(塚越)
・感情をうまく使うことで企業とユーザーの対話を(塚越)

◯プラットフォームの責任
・問題の総本山はYahoo(津田)
 →ブラックリスト・発信者情報開示の必要(津田)
・大統領選の大量のフェイクニュース(塚越)
 →メディアリテラシーの限界(常見)
 →被害が出るのは仕方ないけど最小限に(塚越)
 →AI が論拠のチェックは出来るように(常見)
 →アルゴリズム独裁の可能性(塚越)
・ネットメディアもコストのかかるものに( charlie )
 →情報が何らかのきっかけを持つ( charlie )
 →予防的にならざるを得ない( charlie )
 →プラットフォームでの問題は問題を起こす奴の問題だった(津田)
・今はプラットフォームといえどもメディア企業として責任を負う(津田)
 →EU の徹底したヘイトスピーチ対策(津田)
 →新興メディアでもいられないし責任を負うように( charlie )
 →日本はすごく緩い(津田)
・根幹を管理しているところの動揺(塚越)
 →アメリカがインターネットガバナンスから手を引く(津田)
 →中露は一国での管理を望む(塚越)
 →世界みんな一緒、じゃなくなる可能性(塚越)
・2010 年代に入ってから突き当たっていた壁( charlie )
 →解決に至るまではまだ時間が必要( charlie )

             text by Life助手:千葉彩佳

◯Life関連アーカイブ

・2015/08/30「ブロック化する社会をどう生きるか」
 http://www.tbsradio.jp/life/20150830/index.html

・2014/06/22「里山ウェブの時代」
 http://www.tbsradio.jp/life/20140622/index.html

参考資料
資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)美しい距離メディアの苦悩――28人の証言 (光文社新書)〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

このパートでかけた曲
●手嶌葵 「明日への手紙」(塚越健司さん選曲)
明日への手紙