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大晦日の過ごし方、地方によってこんなに違う

ジェーン・スー 生活は踊る

堀井アナからの生活情報は、全国各地のちょっと変わった大晦日の過ごし方。

◎北海道や東北地方の一部では、大晦日におせち料理を食べる慣わしがある

そもそも明治時代以前の旧暦では、「1日のはじまりは日没から始まる」とされていた。つまり大晦日当日の日没後には、日付が変わって新年になっていました。そのため、12月31日の夜が新年の最初の食事で、そこでおせち料理を食べる習慣があり、北海道の一部地域では、その風習が残っている地方もあり、大晦日の夜に、年越し蕎麦とおせちを食べたり、お正月に、お寿司やお雑煮、大晦日のおせちの残りを食べる事があるそうです。

◎大晦日にサカナを食べる地域もある

年越しそばを食べるようになる以前、日本各地では大晦日に「年取り魚」といわれる魚を大晦日に食べる風習があり、東日本ではサケ、西日本ではブリが多いそう(ブリは出世魚、サケは「栄える」という言葉にかけられるから)。今でも長野県では、大晦日にご飯を炊いてサケ、イワシ、ブリ等の年取り魚を用意して「年取り」を行い、兵庫県の一部では「年越しイワシ」として、焼いた鰯を食べる習慣がある。サカナ以外では、香川県では年越しうどんを、沖縄では沖縄そばを食べる地域もある。

◎ナマハゲと、トシドン

実は、秋田県の風習「ナマハゲ」は大晦日の風習。そして、なまはげによく似たのが、鹿児島県の下甑島で行われる「トシドン」(=年殿と書く。年、つまり時間そのものの神様)。恐ろしいお面を被り、ミノをまとった男が子供のいる家々を廻り、「天からいつも子供の行動を見ている」という設定。家に入って来たトシドンは子どもに様々な質問をして「姿は見えないがいつもお前を見ているぞ」と脅し、最後にはトシトリモチと呼ばれる紅白の餅を配って帰って行く。親たちはあからじめトシドン役の青年に子供の悪いクセを知らせておき餅を渡しておく。種子島の西之表でも行われているそう。

◎福岡の風習「三泊まりを避ける」

福岡県春日市・筑紫野市の一部地域では「年末年始、三泊実家に居てはならない」という変わった風習があり、二泊や四泊はOKで、三泊しかできない場合はホテルや近所の家などに移動。どうしても泊まる場所もなく、泊数の延長もできない時は身につけてきたものを、一つ実家に置いていかなければならない・・・というもの。

大晦日トリビア
江戸時代中期までは、大晦日の前日までには正月の準備を終えて、当日は終夜、眠らずに歳神(としがみ・正月の神さま)を迎える習慣があった。この夜に食べる特別な食事が「オセチ」。年取御膳、年取り飯と呼ばれることも。そのあと夜のうちに神社に出かける。それが今の初詣のもと。

DSC_6897(ナマハゲを表現するジェーン・スーと堀井アナ)

皆様良いお年をお迎えください。