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埼玉が新潟や群馬より寒い理由とは?

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭がお送りするお天気コラム!

ここ2〜3日のニュースで「今シーズン一番の寒気がきてる」なんて言われていますね。
でもまだ冬の半ば。これからもっと強い寒気が来る可能性も残っています。
ただ、この寒波は予報通り(12月の放送で「1月10日頃から寒波が来る」と言っていました!)
予報でイメージした通りのことが起こると嬉しい!
雪不足ぎみだったゲレンデにも雪が積もってきました。
注目は、14日(土)の福岡の雪マーク。それだけ列島を覆うような強い寒波が来ているわけで、関東周辺のゲレンデの積雪も増加しそう。その2〜3日後が、天気も回復へ向かい、新雪たっぷりのベストタイミングになるはず!
(詳しくは…12月22日放送「ゲレンデで新雪を狙うなら、福岡の雪をチェック!なぜ?」をご覧ください!)

「さいたま市の気温が低すぎる。新潟市よりも低いことがある!なぜ?観測所の場所が悪いの?」というお便りもご紹介しました。

新潟市、そして前橋市と比べても「さいたま市」の方が、気温は低いんです。
今年に入って氷点下になったのは、さいたま市6回、前橋市3回、新潟市はなし、という状況。
さいたま市のアメダスは、整備された広い芝生のところにあり、人工の熱が出るものが近くに無く、たしかに気温は下がりやすい環境ですが、ただ、埼玉県内の各地の観測所でも同様の低温が観測されています。埼玉県が寒いんですね。
基本的に、冬、海の近くは気温が低くなりにくく、海から離れれば離れるほど、冷えやすくなります。海から遠い内陸の埼玉県は、冷えやすい場所です。
また、山が無いことも、気温に大きく影響をしています。
冬の関東は、北風が吹きます。新潟方面から吹いてくる北風が、関東北部の山を越えて、関東平野に吹きおりてくるとき、温度が上がり乾燥します。(=フェーン現象)
もともとが冷たい空気なので、温度が上がっているなんて気づきませんが、群馬とか北関東の平野部は、山から北風が吹きおりてくるときに、少し温度が上がって、寒さにブレーキがかかっている面もあります。でも、北側の山から遠い埼玉はその効果は薄いんです。
また、関東地方は「晴れ」が多いため、冷えます。
朝晩に雲があれば、雲が布団のような役割をして、地面の熱は宇宙へ逃げないですが、
晴れが多い関東は、夜に宇宙へ熱が逃げやすく冷え込みが強まるんですね。
(=放射冷却 )
新潟は雪雲に覆われていることが多く、これが朝晩の冷え込みを抑えています。

▼続いては「花粉」。最近鼻がぐずぐずしてきた、風邪じゃなさそうなのに・・・というお便り。
それは花粉の可能性があります!関東の飛散開始は例年2月からですが、「飛散開始」というのは観測される花粉の数で決まっていて、それに達しないような微量の花粉は1月からでも飛んでいるんですね。
特に、今年は年末年始が暖かかったので、飛んでいる可能性は十分あり。
今年の花粉は、西日本で多くなりそうなので、西に行く予定のある人はしっかり対策をしていきましょう!
(増田雅昭)
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このコーナーでは、お天気にまつわる疑問・質問を募集しています。
so@tbs.co.jpまでお送りください!
生活は踊る20170112