お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • コラム
  • 放送ログ

インターネット書評サイト HONZ 副代表 東えりかさんオススメの本!!

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

“聴くスポーツ新聞”TBSラジオで放送中の「生島ヒロシのおはよう一直線」(毎週月~金 朝5時30分〜6時30分)ニュース、スポーツ、そして健康、シニアライフ、介護などをキーワードにをコンセプトに生島ヒロシがわかりやすく、元気に様々な情報をお伝えしています!

________________________________________

毎週月~金曜日の5時45分頃からは、日替わりでお送りする「情報アラカルト うるおい生活講座」。今朝は、HONZ 副代表 東えりかさん「オススメの本」をご紹介いただきました。今回は、インターネットを題材にしたお話でした。

『五つ星をつけてよ』奥田 亜希子(新潮社)

全部で6編の短編集。ネットの口コミ、近所の噂話、家族の反応などに振り回され、右往左往する人たちが主人公のお話になっています。たとえば…

  • 自分に自信がなく、美しい友人との友情を信じられない女子高生
  • 子供たちが巣立ち、ブログを書くことだけが生きがいになった主婦。
  • 元カノの結婚をSNSで知った優柔不断な男

…などなど。どこか自分にも当てはまるような…と思った方もいらっしゃると思います。ブログやSNSで語りかければ、誰かが返事してくれる、でもそれは、目先の指針にはなっても、人生すべてを正しく導いてくれるわけではない。そうわかっていても、気になってしまうのが人間ですよね。ネットの情報に翻弄されてるな〜と思う方!必見です。

…そしてもう一冊!

『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』大崎善生(KADKAWA)

大崎さんといえば、『聖の青春』の著者。難病と闘いながら将棋に人生を賭け、29歳の若さで亡くなった棋士、村山聖の生涯を描いた作品で、昨年松山ケンイチさん主演で映画化されました。そんな大崎さんの最新作が、今回ご紹介の『いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件』。2007年8月に起きた、3人の男による女性の拉致、監禁、殺害事件を元にしたノンフィクション作品です。非道を働いた男たちは事件の3日前、携帯電話の闇サイト「闇の職業安定所」を介して顔を合わせたばかり。車内で脅され、体を震わせながらも悪に対して毅然とした態度を示した女性。なぜ何の罪もない女性が嬲り殺しにあったのか、どうしてこの女性は最後まで生きることを諦めなかったのか。そして、人間とはどこまで卑劣で凶悪になれるのか。逆にどこまで気高くプライド高く戦うことができるのか。大崎さんはこの本で、余すことなく描いています。東さんも途中から涙が止まらなかったという、心が強く揺さぶられる作品です。こちらも是非、ご一読ください!