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ちょっとモヤモヤするふるさと納税ですが・・・みなさんどうしましたか?

森本毅郎 スタンバイ!

先週、『ふるさと納税の影響で、東京の23区の税収が数億円から数十億円減っている』という報道がありました。また今週も、『全国の自治体のおよそ7割が、制度の是正が必要と答えた』という調査も出てきました。『お礼の品の人気競争が加熱しすぎでは?』と言う市区町村もありました。そこで、実際どれくらいの人がふるさと納税をしたのかどうか、都内で聞いてみました。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!今日2月8日(水)は、レポーター近堂かおりが『ふるさと納税』をテーマに取材しました!

★ふるさと納税してません!

●「まだ手出してないですね。なんかお肉がいいって、周りから聞くんで。ちょっとお得になるんだったらって思いますね。」
●「してません。ただ時間がない。自分の育った街に納税したいなって思ってました。青森、七戸なんですけど。ホームページ見たら、なんかあるみたいでしたけど、リターンを希望してないので。」
●「まだしてはいなんですけど、興味はあります。ギフトみたいなやつ。自分の出身地に納税してもいいと思っています。旭川のさらに北の寒いところですけどね。名寄ってとこです。」
●「してない。思ってはいるけど、なかなか余裕がなくて、家内亡くして、子供と二人暮らしだから、帰ってご飯作らないといけないは、仕事もしなくちゃいけないは、お金にも時間にも余裕がない。」

昨日お話をうかがった中では、ふるさと納税していない人が、大半でした。ただ、どうやら、お得らしいぞ、という話は聞こえてくるので、興味はある。ちょっと意外だったのが、純粋に、出身地、まさに”ふるさと”などゆかりのある場所に、納税したい気持ちを口にする人が、多かったこと。一方で、納税した人の声はコチラです。

★ふるさと納税しました!!

●「しました。去年も一昨年もやりました。えっと、自分の実家とか、転勤で住んでた街を中心に探しました。あとは、お礼の品で選んだりしました。インターネットでみると、売り切れってなってるのが多かったです。去年は10個くらいやりました。全部は覚えてないです。出身が宮城なので、宮城県が多いです。」
●「3ヶ所しました。北海道の利尻かどっか、宮崎のどっか。山形の天童ですね。山形はがありますけど、それ以外は不純な動機です。北海道はいくらだった。宮崎は宮崎牛がどうのこうの。天童は旬な野菜とか送ってくれたと思います。」

いくつかの市町村を選べるので、ゆかりが無いところだと、記憶も曖昧・・・。品物をインターネットで選んだ、という印象になってしまうのかもしれませんね。そういう意味でも、ふるさと納税をした人の中には、こんな人もいました。

★お正月用に食べ物をいただいたけれど・・・。

●「今年はしました。5市町村くらいに。暮れにお正月用品を頂けるような、カニ、北海道の産物、みかん・・・。納税してお礼の品を頂いたんですけど、後になってよく考えたらモノがもらえるからってするのは自分が所属している市町村から税金が他の市町村に行ってしまう事で、寄付という概念とは違うのでは・・・例えば、その年に復興とか災害があった年に寄付するという主旨だったらもっと良いんじゃないかなと思いつつ・・・お正月にカニを頂きました。」

後で考えたら、自分の住んでいるところの税収が減ってしまうのはどうなのかしら、とか、災害などで困っている人に寄付というかたちのほうがいいのでは、とか気になりだしてしまったそうで、カニを食べながら、なんとなくモヤモヤしてしまった、とのことでした。
 自分の住んでいる場所から、他の市町村へお金が出ていくことに対する疑問、という話がでましたが、ニュースにもなった23区内に住んでいる人にも、聞いてみました。

★居住地の税収が減っちゃうのは・・・困りそう。

●「けっこういいものがもらえちゃってる。そう考えると目黒に納めてても、何も物はもらえないけど、サービスという部分で返って来ると思う。子育てとかで、ちゃんと返ってくればいいんですけどね。住んでることに対して困るようなことが出てきたら見直して欲しいかな。」
●「寄付ということが日本では余りなじみがなかった、そういう対価をつけて得だぞ!みたいなきっかけはよかったかもしれないけど、逆にそこにスポットを当てすぎるのはどうなのかな。税収が減るのは好ましく無いですよ。豊かな区であればいいですけど、人口が増えない区だと、出来ないことがでてきてしまうでしょうから。」

やはり、住んでいる人たちへの行政サービス、は大丈夫なのかしら?と一抹の不安は抱えているようでした。
そんな区民の声の一方で、地方の人はこんなお話をしてくれました。

★お礼の品、担当の会社は活気が出ているのも事実。

●「ずっと静岡に住んでいるから、地元が好きなのでそのまま納税しようと思って、ふるさと納税はしていません。ただそれをやることにやって、地元の企業って元気になるんですよね。実際自分の取引先で忙しい企業もあるので、焼津の会社で、地方から焼津のまぐろを食べたいと納税をして、企業には市からお金をもらえるので、会社が元気になっているのは実感している。」

元気になった実感があるということなので、都市部から地方へ、お金の流れは今後も必要なのは確かです。ただ、納税という形がいいのか、寄付という形がいいのか、もう一度考えてみてもいいのかもしれませんね。

現場にアタック(近堂かおり)

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。

TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」は月~金6:30-8:30放送中。
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