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春一番とは「ある期間に最初に吹く強い南風」。じゃあそれ以外は?

ジェーン・スー 生活は踊る

毎週木曜日は、番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラムをお送りしています。

そろそろ吹くと言われている【春一番】
今回は春一番について、増田さんに解説して頂きました。

「春一番」の定義は・・・
立春(2月4日)〜 春分の日の間で、最初に吹く強い南風が「春一番」です。
この期間で吹かなければ、春一番は無し。そんな年もあるんです。
関東の場合、日本海に低気圧があって、東京で南からの風が風速8m以上(止まっている自転車がバタバタ倒れるくらい)吹いて気温が上がると、「春一番」に認定されます。
ただ、内陸にいけばいくほど強い南風が吹きにくくなるので、群馬・栃木、埼玉北部の人は“春一番”と聞いてもピンと来ない方がいらっしゃるかもしれません。

「春一番」の「番」、木枯らし1号の「号」の違いは?
「木枯らし1号」は気象庁による後付けのネーミングです。マスコミからの要請などで発表をするようになり、気象庁発表の情報でよく使われる「号」が使われています。
一方、「春一番」は昔からあった漁師言葉です。ハルイチなどとも言われていました。春一番により江戸時代末期に長崎県壱岐市の漁師が大量遭難するということがあり、諸説はあるものの、これによって言葉が広まったと言われます。
ちなみに、発表はありませんが、春二番、春三番的な風も吹きます。「春四番」くらいになってくると、いよいよ「春本番」ですね。

春一番は、その名の通り「春一番」目の嵐を言います。
強風による人的被害や、砂埃の舞い上がり、気温が上がることによる雪崩・落雪などなど。あとは、交通機関にも大きく影響が。
南風が強まる時は、関東だと東京湾周辺や千葉県、神奈川県あたりで影響が大きくなります。羽田空港・成田空港・アクアライン・京葉線・武蔵野線・東西線・東海道線などは、乱れるかもと考えて行動しましょう。

キャンディーズの「春一番」
もともと警戒する言葉として使われていた「春一番」ですが、1976年にこの曲が大ヒットしたことがきっかけで、みなさんのイメージが変わりました。
ちなみに、当時「春一番」は、関東地方だけで気象庁が細々と発表していたんですが、このヒットで言葉が知れ渡ったこともあり、全国の他の地方の気象台でも春一番を発表するようになったんです。

風が強いこの時期に役に立つサイト
earth wind map(検索サイトで「風・リアルタイム・地球」で調べると、出てきます)→世界中の今の風の流れが見られます。きれいな画面で、見ているだけで癒されますよ。
もっと細かく情報を見たい場合は・・・
気象庁の「アメダス」
Yahoo!天気・災害の「風予測」
などのページもチェックしてみてください。

雨や雪にみたいに、目に見えると警戒しますが、目に見えない風は警戒しにくいですよね。春一番=ウキウキと惑わされず、風情報のサイトを活用するなどして、備えをお願いします。

来週のこの時間は、「今さら聴けないお天気の疑問・質問」に増田さんが答えます!
今さら聴けないけど知りたいこと、番組(so@tbs.co.jp)までメールをお送りください。お待ちしてます!
20170216生活は踊る