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【作品紹介】メディア/エウリピデス(11月27日、12月4日放送)

ラジオシアター~文学の扉

エウリピデスは古代ギリシャの劇作家で、紀元前四百八十年ごろに生まれました。
ソポクレス、アイスキュロスと共に三大悲劇詩人と呼ばれています。
当時の悲劇は、アテナイ(アテネ)の祭典・演劇祭で上演され、
必ず順位がつけられたそうで、この『メディア』は残念ながら、その年の、第三位でした。
しかし、彼が生涯に書いた戯曲九十二篇のうち、現存する十八篇は、
「メディア」をはじめ、「エレクトラ」「オレステス」「トロイアの女」などの傑作ぞろいで、
現在でも世界中でたびたび上演されています。
   

『メディア』は、今から二千五百年も前に書かれたギリシャ悲劇で、
登場人物の振る舞いが一国を揺るがすほどのスケールと、
現代にも通じる人間の機微を合わせもった作品です。
日本では、蜷川幸雄さん演出による『王女メディア』として上演されました。
ギリシャ悲劇は、コーラスのもとになったコロスという名もなき人々の案内で進められます。

 

「メディア」
放浪の末、コリントスにたどりついた元王女メディアはひどい仕打ちを受ける。
夫イアソンが、この地で、王の婿になったのである。
怒るメディアの気性の激しさを恐れた王は、彼女とそのふたりの子を追放するという‥‥。