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古紙リサイクル

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今日12月16日は「紙の記念日」。明治8年の今日、王子製紙の前身となる会社「抄紙社」の工場が営業運転を開始した日にちなんで制定されたそうです。今では身近にある「紙」ですが、近現代に入るまでは貴重で高級品でした。
日本では紙を漉(す)く技術が独自に進化し、丈夫で長持ちする「和紙」の歴史がありますが大量生産には不向きな面もあり、明治以降、近代化・西洋化のためにも大量生産が出来る「洋紙」を生産する必要性に迫られていました。さらに、戦後の高度成長期に入ると紙の需要はさらに拡大します。紙の原料になるのは「パルプ」。主に木材を原料とした植物繊維ですが、日本はパルプ材のおよそ7割を輸入に頼っているため、古紙のリサイクルの必要性はさらに高まっています。

現在ほとんどの自治体で「資源ごみ」の回収の日がありますよね。古紙のリサイクル率、実は日本は世界トップクラスを誇ります。2015年のデータでは消費量に対して回収した量である古紙の回収率は、「81・3%」。すべての原料消費量に対しての古紙の割合、古紙利用率は「64・3%」となっています。パルプの産出国として知られるアメリカでは回収率が60%台で古紙利用率は30%台ですから、日本のリサイクル率の高さが際立ちますね。この古紙リサイクルには日本の高い技術が活用されています。古紙はまず、水を入れた巨大なミキサーで繊維の状態にほぐされますが、異物の除去をしながら繊維をほぐす装置が日本で開発されて効果を上げています。また、古紙のリサイクルでは、新聞などのインキを取り除く必要性がありますがこれには「界面活性剤」を応用した技術が使われているそうです。

古紙リサイクルのポイントは、同じ種類をまとめてリサイクルできないモノは混ぜないこと。公益財団法人「古紙再生促進センター」のホームページでは、防水加工された紙コップ、粘着物のついた封筒、写真・感熱紙などはリサイクルして紙にはならないと明記されています。私たち消費者が資源ごみを出すときに気をつけなければいけませんね。自治体にもよるので、ご自分の住んでいる地域はどうなのか?各自、確認してくださいね。


TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。