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放送中

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プロ野球キャンプリポート~沖縄・ヤクルト&中日~青島健太「ヤクルト星と中尾に注目!」

エキサイトベースボール&TBSラジオスポーツ

2月14日 プロ野球キャンプリポート

今日は沖縄でのヤクルトと中日の取材にあたった
TBSラジオ エキサイトベースボール解説者
青島健太さんのキャンプリポートをお届け。
2月14日。世間はバレンタインデーの話題で盛り上がっている今日。
昨シーズンは優勝から一転、Bクラスへ転落してしまった
ヤクルトにチョコレートを届けるような気持ち(笑)で

午前中はヤクルトがキャンプを張る浦添へ。

昨シーズン、大ブレーキの原因は言うまでも無く
主力の怪我が相次いだことだったが、今年のキャンプを見る限り
その心配はいらないようだ。

チームの打の主役、川端畠山が順調な調整を進めていて
開幕から元気にスタートを切れそうに、見受けられた。

WBCメンバーにも選出されている、チームの顔
山田バレンティンは仕上がりも早く、ハツラツとしたプレーで
チームを盛り上げていた。

特に2シーズン連続のトリプルスリーという史上初の快挙を達成した
山田は、バッティングのみならず、守備への意識も非常に高く
より高いレベルを求めて、貪欲に三木コーチのノックを受けていた。

怪我さえなければ、12球団でも屈指の破壊力を持つ打線。
練習を見る限り、シーズンに期待が持てそうに感じられた。
ブルペンには主力が勢揃い。
小川、石川、館山といったメンバーが良いペースで
練習に取り組んでいる。
昨シーズン、悔しい思いをした石川、館山の両ベテランが
焦ることなく、意欲的に練習に取り組む姿は、若手にも好影響を与えるだろう。
小川もあらゆる持ち球を駆使して、
非常に濃い内容のトレーニングを行っていた。

そんな中、非常に印象に残ったのが、ルーキーの二人。

ドラフト2位 背番号22の右腕 星 と ドラフト4位 背番号13の左腕 中尾

星は右の本格派で非常に力のあるボールを投げていた。
あまりに力が入りすぎて、首脳陣が心配するほどだ。
その隣では、左腕の中尾が星に張り合うように、
こちらも力のこもった良いボールを投げていた。

左右の違いはあるが、同期入団。良い意味でのライバル意識もあるのかもしれない。
ドラフト1位の寺島が左内転筋の筋膜炎で2軍落ちという残念なニュースもあったが、
このルーキー二人が競い合い、チーム内での競争が活性化されると
面白いことになりそうだ。

昨シーズンの結果から、今シーズンにかける想いは強いものがあるであろう
真中監督も、二人を見ながら、手応えを感じる表情をしていたのが
印象的だった。

午後は、北谷でキャンプ中の中日へ。

昨シーズンはまさかの最下位。谷繁監督のシーズン中の解任という
驚きの展開もあり、ちょっと心配をしていたのだが、杞憂に終わってしまった。

グラウンドは非常に明るい雰囲気で、
選手、コーチ含め声がよく出ていた。
中日といえば、落合監督時代からハードな練習が有名で、
そのあまりのハードさに、練習中は選手も歯を食いしばっている印象が強かったが
ずいぶんと雰囲気が変わって、明るいグラウンドだった。
良い意味で、森監督のイズムが浸透してきたのではないだろうか。

とにかく今の中日は世代交代の真っ只中。
順当にレギュラーといえるのは、平田、大島の二人以外はいないというのが
正直なところだろう。
それをグラウンドの選手も、しっかり自覚しているようで
レギュラーになるべく、各選手が貪欲にアピールしている様子が伺えた。

打撃コーチに就任した名伯楽・土井さんが
「当てにいくのではなく、きちんと振り切れ。追い込まれてからの技術もあるが
まずは2ストライクまでは、きちんと振って、強い打球を!」と指導しているように
各選手、鋭い速いスイングで、強い打球を意識していた。
これからスタートしていく実戦形式の練習が非常に楽しみだ。

とかく森監督は、コワモテなんて言われることも多いが
実際に接してみると、気配り、目配りの繊細な方。
グラウンドで一緒の時間を過ごしている選手は、
それが良くわかっているようで、「ちゃんと監督が見てくれている」という
意識があり、それが積極的なアピールに繋がっているようだ。

チームの顔となるような若手の台頭とチームの勝ち星
両方を追い求めるのは、難しいことだが、今の中日にはそれが求められている。

キャンプの選手たちの取り組みを見ていると、
選手たちの自覚は充分で、期待が出来るように感じられた。


 

 

 

TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
http://www.tbsradio.jp/eb/