お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


プロ野球キャンプリポート~沖縄・巨人~フリーアナウンサー林正浩「一歩右へ」

エキサイトベースボール&TBSラジオスポーツ

今日は沖縄での巨人キャンプの様子をお届け。

天気予報は曇りだったが予想以上に晴れ、気温20度を越える中、今日の巨人は試合形式ではなく、最近の実戦形式の中で見つかった、チームの課題をチェックするような練習メニューを行った。
例えば投手陣は投内連携、バントシフトや牽制の確認。そして野手陣は、長打の際のカットマンのフォロー位置を見直していた。カットマンは基本的に打球の捕球者と本塁を結ぶ直線上に入るが、今日はこの確認練習の際、井端コーチから“カットマンは一歩右へ”の提案が。例えば右中間への当たりなら、フォローに入る野手は、いつもより一歩ライト側へ。左中間への当たりなら、カットマンは一歩センター寄りへという感じ。これによって送球を受けた野手が振り向いた瞬間の視野は、これまでより広くなり、より状況把握がし易くなるという訳だ。

決して派手ではない地味な部分だが、現役時代は名ショート、名セカンドとして大活躍した井端コーチならではの、さすがの小技の提案。この井端コーチからの進言が、1点を争うシーズン中の大事な場面で、実を結ぶことがあるもしれない。

さて、巨人は宮崎でキャンプをスタートさせ、沖縄に移動したが、ここに来てようやくチームに活気が生まれてきたようだ。この日も2年目の山本が、内野の守備練習で大きな声を出すものの、ノックを自分に向けて打ってもらえないなどイジられ、いいムードメーカー役になっていた。それでもルーキーが一軍キャンプにいないなど、少々寂しさは残り、若い力の勢いが必要な空気を感じてしまう中で、やはり3年目の岡本には期待がかかる。
昨年のウィンターリーグで武者修行し、結婚を発表。迎える今年はレフトにも挑戦と、やらなければならない2017シーズン。ここまでキャンプではいい打球を放っているが、期待が大きい分、今年はそれ止まりでは周りも納得はしてくれない。何よりもチームが新しい風が吹くのを待っている。

高橋由伸監督2年目の今季のチームは、FA選手の獲得や新外国人など、分かり易い大型補強を行った。しかし大型補強=大技は、小技があって初めて有効なもの。そして若手の活躍が、補強で加入したビッグネームをおびやかすことができれば、さらなる相乗効果が生まれるはずだ。


 

TBSラジオのプロ野球中継「エキサイトベースボール」
http://www.tbsradio.jp/eb/