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「糖類」は「糖質」の一部だった!食品成分表示の基礎知識

ジェーン・スー 生活は踊る

私たちが毎日、口にしている加工食品の裏に書かれている食品成分表示。安全で健康な食生活のためにとても大事なことが書かれているはずなのに、正しい見方がわからない!でも 、今さら聞くのはちょっと恥ずかしい……。
そこで、食品成分表示の専門家、消費生活コンサルタントの森田満樹さんに、知っておくべき食品成分表示の見方や、注意点を伺いました!
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1)「糖類」は「糖質」の一部!
▼糖質は、私たちが活動するためのエネルギー源となる栄養素。
▼糖質の中でも、砂糖やブドウ糖、果糖など、”糖の鎖”が短い単糖類と二糖類に分類されるものが、糖類。
つまり、糖類は、糖質の一部で、甘いもののグループ、なんです。
▼最近よく、糖質ゼロという表示を見かけますが、糖質ゼロならばそれに含まれる糖類もゼロ!
▼しかし、糖類ゼロの場合は糖質ゼロとは限りません。カロリーが気になる人は、糖類ゼロの表示には気を付ける必要あり!

2)炭水化物 = 糖質ではない!
最近は糖質制限として、炭水化物を食べない!なんて方も多いかと思いますが、
正確には糖質と食物繊維が合わさったものが炭水化物。

▼食物繊維はエネルギー源にはならず、血糖値の上昇を抑制したり、整腸作用があるなど、積極的に取った方がいい成分です。
▼栄養成分表示を見て、炭水化物が多い食品でも、大事なのは、糖質と食物繊維のバランス。糖質量が気になる方は、食物繊維が多いものを選ぶといいでしょう。

3)特定保険用食品と、機能性表示食品は大きく違う!
▼特定保健用食品=トクホは唯一、国が安全性、有効性を個別に認めたものです。(人が万歳をしたマークがついた商品。)
▼一方、最近よく見かけるようになった機能性表示食品は、事業者が自分の責任で機能性を表示してもよいとした新しい制度のもと発売された商品。
▼そのため、機能性表示食品は、特定保健用食品よりも表示のハードルが低い!というのは大きな違い。
とはいえ、もちろん、好き勝手に書いていいわけではなく、国に届出をする際に、一定のハードルがあり、安全性、有効性、品質など細かく定められています。
▼特定保健用食品は、血圧や血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、血糖値の急激な上昇を抑制したり、お腹の調子を整えたりするのが主な効果。
▼一方、眠りや癒し、目のピント機能、美容など、特定保健用食品の範囲をはるかに超えて様々なことが表示されています。

▼いずれの食品も、その有用性については、科学的な根拠のもと表示されてますが、過度な期待は禁物。薬ではなくて食品なのですから、食生活を見直すきっかけといった位置づけで利用するのが適切な距離感、と語る森田さん。

大事なのは、バランスの良い食生活を送ることで、こうした食品に頼ってばかりでは望めるものも望めないわけですね。

食品表示について、もっと詳しく知りたいという方は、森田さんの著書をチェック!