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プロ野球キャンプリポート~沖縄・中日~D:redhotryo「今年にかける、吉見一起」

エキサイトベースボール&TBSラジオスポーツ

指先が冷えるほど、涼しいというか寒い沖縄・北谷。最高気温は20℃に届かず、昼間でも朝からほとんど気温が上がらず、おまけに練習試合中には弱い雨が降ったりやんだり…そんな空模様の中で、すっきりと結果を出した投手が居た。
DSC_0931韓国チーム・ネクセンとの練習試合で先発したのが、吉見一起。プロ3年目に二桁勝利を挙げると、2009年16勝・2011年18勝で最多勝!さらに2011年は18勝3敗で防御率1.65という驚異的な成績を収め最優秀防御率のタイトルも奪取!しかし13年に右ひじのトミー・ジョン手術を受け、昨年は6勝7敗に終わった32歳の右腕である。

今日の結果を先にいうと、2回を被安打2、奪三振2の無失点。内・外のストレートのコントロールに加え、0-2の不利なカウントからはファールを打たせ、カウントを整えて最後は打ち取るという彼本来の投球をみせた。
『今日のテーマは、ストライクゾーンの中で勝負すること!ボールが少し多く、そんなに満足する球はありませんでした』
と試合後に語った吉見だが、それでもこのキャンプでは、
『けがなく、しっかり投げられたのは良かったです。投げ込みも出来ました。二重丸です!』。なかなか満足するタイプではない彼の口から、〝二重丸〟というフレーズが出たのには驚いた。
何せ吉見といえば、『難しいのはわかっているのですが、速さではなくコントロールでプロの世界を生きていくと決めた以上、1つもコントロールで間違いなく投げていきたいんです』という彼である。その彼が、手ごたえを掴んだ表情をみせてくれたのだから、ただ事ではない。
〝二重丸〟という表現を使った所以は、準備がしっかりこのキャンプで出来た証なのだ。開幕に向けてこれからのオープン戦では、対打者!18.44m先にいる打者との駆け引きを行なう。それに向けての準備が、しっかりこのキャンプで出来た!ということである。

チームの今季のスローガンは、〝原点回帰 ゼロからのスタート〟
まずはスタートラインに、しっかり立った吉見一起の姿が北谷にあった―――