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圏央道茨城県区間開通!夜間に走って分かること

森本毅郎 スタンバイ!

圏央道開通の話題。総延長およそ300キロの9割が完成。首都圏郊外をぐるりと結ぶ圏央道の茨城県内区間、境古河インターチェンジとつくば中央インターチェンジの間のおよそ28キロを走ってきました。時計の文字盤に例えると、ちょうど1時と2時の間がつながった感じ。ここがつながったことで、千葉・茨城方面と、栃木から西方面の行き来が、都心を通らなくても可能になりました。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!2月28日(火)は、レポーター近堂かおりが『圏央道茨城県開通区間、夜間に走って分かること』をテーマに取材しました!

開通後、最初のウィークデーとなったきのう、早速今回の開通区間を利用したドライバーの皆さんにお話を伺いました。

★圏央道、どうでしたか!?

●「鹿島から甲府の先まで、今、帰りなんですけど、すんごい早いですね。いつも東関道から湾岸抜けて、箱崎から中央道に抜けてたんです。ぐるっと回るんですけど3時間半。いつも4時間以上かかります。来月は佐渡まで行くんですが、これだったら新潟まで車で行けちゃうねと話してたところです。」
●「千葉の酒々井から境古河、新しいところですが、非常にスムースでよかったと思います。いつも首都高の方を通って、外環とかを通ってくるんですけど、渋滞がない分、イライラしなくていいんじゃないですか。」
●「静岡から来たんですけど、楽になりましたよね。今日はこっちにくるときは渋滞もなくガラガラでしたね。
(距離は相当増えそうですけど、負担は減りますか?)だと思います、ここまで3時間半ぐらいだったので。これで東京方面も渋滞が緩和されればいいですね。」

圏央道を使うと都心を通らない分、遠回りになるけど、そっちのほうが速いし楽だったそう。今後、交通量が増えるかもしれませんが、選択肢が増えた分だけよかったという感じ。

★圏央道を、夜、走ってみました!?

そこで私も実際走ってみることにしましたが、あまりニュースなどで紹介されていない夜の圏央道、今回開通した茨城県内を走ってみました。

近堂ドライブレポート
「道はできたてなので走りやすいですけど、街灯が一つもないので暗い。ちょっとこわい。対向車や前後に車がいれば多少明るくなりますけど、誰もいなくなると真っ暗。片側1車線の対面通行で、中央分離帯がないんですよね。だから対向車が近いのでそれも少し緊張するような感じがあります。」
こちらが今回開通した圏央道の夜の様子。暗いですね・・・。

こちらが今回開通した圏央道の夜の様子。暗いですね・・・。

私は運転には慣れているほうだと思うのですが、1車線の狭さや圧迫感、それに夜の暗さに戸惑ってしまいました・・・。
でも、ほかのドライバーからも、同じような声が聞かれました。

●「ここの区間、1車線じゃないですか。だからそこがちょっとつらいところもあるかと思います。やっぱりどうしても速い車がいるので、煽られて、それで一番前だと後ろからのプレッシャーがあるから大変ですよね。」
●「こわいんですよ。ポールしかないですからね、間に。それに暗いです。ですから夜はあまり走らないようにしてます。」
●「これは全長12mで高速道路を通れる一番長いトラックなので、やっぱり所々、1車線のカーブとかこわいところもありました、細くて。」

★圏央道、暫定2車線のままでいいの!?

今回開通した区間は、『暫定2車線』といって、計画では4車線なのですが、そこまで交通量が多くないのでとりあえず2車線で開通させたもの。ただし、『2車線』というと片側2車線と思いがちだがそうではなく、上り・下り合わせて2車線。つまり、片側1車線。中央分離帯はない。圏央道全体を見ると、東北道より西側は4車線になっているが、東側は暫定2車線。これは、東側の交通量が少ないということで、こうなったという。実際に走ってみると、およそ10キロおきぐらいに、追い越し車線があるのだが、ここで無理な追い越し事故が起きないかも気になりました。今後の圏央道の交通量に関係してくることだが、このまま暫定2車線でも大丈夫なのか?交通ジャーナリストの清水草一さんに伺ってみました。

清水草一さん
「暫定2車線から4車線に“昇格”する基準というのがありまして、それは一日あたり1万台なんです。しかし、今回の茨城県のこの区間が開通する以前から、1万台を超えている区間が多いんですよ。もうすでに暫定2車線としては非常に交通量が多い路線なんです。まあ、難しい問題なんですよ。予算を取るのも簡単なことではないですから。道路にだけ使えるわけではないですし。ですから、一概に非難はできないですけれど、なるべく早く4車線にしてもらいたい、ということですね。」

計画は4車線なので、そのための土地はすでに確保してある。とはいえ、車線を増やす工事は時間がかかる。圏央道は国とネクスコが資金を出し合って造っているので、車線を増やすには、国の予算を確保しなければならないので、これにも時間がかかる。この圏央道で、物流が増えたり、海外からの観光客が増えたりという期待があるなら、交通量は増え、大型車も増えそう。清水さんは、当初の計画を立てたときよりは交通量は多くなっているので、そうそうにパンク状態になってもおかしくない、と指摘。できるだけ早く4車線にするべきだというお話には、私も納得です。

当面は、もし茨城県内の圏央道を夜に運転することがあったら、運転には充分気をつけてください。
ちなみに、もうひとつ、圏央道の北側の区間(時計の11時から2時くらいの間)は、距離にして80キロメートルぐらいパーキングエリア、サービスエリアがないのでトイレにもお気を付けて。
圏央道の開通で、茨城県内には企業がだいぶ増えているというから、すでの交通量は増え始めているはず。対策はしっかりお願いしたいですね。

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。