お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


3月5日(日)深海生物を食べられる?!サンシャイン水族館「ゾクゾク深海生物」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。

久保絵理紗
TBSラジオキャスター。干し物、クサい食べ物が好き。どこでも踊ります。趣味ダンスとも言う。

放送を聴いてから出かけても間に合う!オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」(TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』毎週日曜午前10時30分頃~)。

▲サンシャイン水族館の髄一の大水槽「サンシャインラグーン」

▲サンシャイン水族館の髄一の大水槽「サンシャインラグーン」

今日は池袋にあるサンシャイン水族館へ!今、こちらで人気なのは、“水深200m以上深い海に棲む生き物”を展示している「ゾクゾク深海生物」という期間限定イベントで、今日はその最終日でした。ダイオウグソクムシをはじめ、普段あまり目にすることのない、ちょっとグロテスクな深海生物10種類、40匹が生態展示されています。

今日はその中でも特に人気のあるコーナーへ!水族館のアシカプール前にある「カナロアカフェ」で提供されている、深海生物で作った「深海汁」を紹介しました。詳しいお話を飼育担当の島森 翔太郎さんに伺いました。

▲飼育担当の島森 翔太郎さんと

▲飼育担当の島森 翔太郎さんと

銀色のバットの上には、大小さまざまな魚がズラリ。眼がピンポン玉くらいある魚や、触角が身体より長いイカのような生物は、皮がヌルヌルでエイリアンみたいでした。体長40cmくらいある、鋭く尖った口がサメみたいな魚は「トウジン」といって、ソコダラの仲間。調理担当の方曰く、「トウジン」は、眼が大きく唇が分厚いので‟人面魚”のようで、裁くにはとても抵抗があるとか。そして、皮は粗目のヤスリのように触れるだけで痛いので、調理するのが大変なのに、食べられる身が少ない為、苦労が報われないと嘆かれていました。

▲「深海汁」に入っている調理前の深海生物

▲「深海汁」に入っている調理前の深海生物

▲「深海汁」に入っている調理前の深海生物

▲「深海汁」に入っている調理前の深海生物


深海生物は、そのまま食べるには匂いが強いので、「深海汁」を作る際は、塩もみをした後、焼いて下処理をしてから、2~3時間煮込むようです。匂いさえ飛ばせば、とてもいい出汁が出るので味付けは味噌だけ!

不気味な姿を見た後には、正直食べる勇気は湧きませんでしたが、、
せっかくなので、試食。

▲オオコシエビ入り深海汁 ※容器は販売されているものと異なります

▲オオコシエビ入り深海汁 ※容器は販売されているものと異なります


器からはみ出ているのは、オオコシエリエビというヤドカリの仲間。エビのほかに、中には魚の切り身がギッシリ!見た目はアラ汁のようで、一見おいしそうな深海汁。味はというと、、魚介の出汁がしっかり取れていて、スープは甘味すら感じる深い味。アラ汁というより、ブイヤベースのような味わいでした!ちなみに、裁くのに苦労されるという「トウジン」は、旨みの少ない淡白な白身魚でした。

高級食材の「アンコウ」「金目鯛」「ノドグロ」なんかも深海生物の仲間と聞くと、一見不気味な深海生物も実は美味しいというのは納得でした。鳥海さん曰く、深海に棲む生き物は水温10℃~14℃で生き延びられるよう、脂がのっているようです。これは、勇気を出して食べてみる価値ありです!

▲タッチコーナーでオオグソクムシとナマコと

▲タッチコーナーにてオオグソクムシとナマコ。怖くてなかなか触れませんでした。


また、このイベントでは、深海生物に触ることができるゾクゾクタッチコーナーでは、人気のあるオオグソクムシや、ナマコ、海に棲む蜘蛛トックリウミクモなど、めったに見ることが出来ない生き物と触れ合えました。

展示されている深海生物は、飼育スタッフさんが直々に静岡の沼津沖まで獲りに行ったもので、これまで3年間、真冬の海へ採取へ行かれたようですが、今回のように展示できるほどきれいな状態で水揚げできなかったとか。水深200mからの水揚げとなると、水圧の変化で深海生物に大きな負担がかかってしまうようです。採取を重ねたことで、深海生物に負担をかけず綺麗な状態での水揚げが可能となり、今回ようやく展示が実現したようです!

▲ダイオウグソクムシ(左上)、オオコシオリエビ(左下)、タカアシガニ(右上)、ツチモチダコ(右下)

▲ダイオウグソクムシ(左上)、オオコシオリエビ(左下)、タカアシガニ(右上)、ツチモチダコ(右下)

深海生物は水温が下がる冬には海水面近くにあがってくるため、採取には冬が向いているようです。最後まで怯えっぱなしの一日でしたが、次の冬に彼らが帰ってきたら、また会いに行ってしまうかもしれません。