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行くならサイパンじゃなくてマリアナ?ってどこ!?

森本毅郎 スタンバイ!

今週末、サイパンマラソンが開催されます。サイパンといえば、日本から3時間半で行けるリゾートでおなじみの方も多いと思いますが、そんな身近だったはずのリゾート地で変化が起きています。3月23日、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

★急増する日本人以外の観光客

まず、サイパンにあるホテル、ハイアットリージェンシーサイパンの支配人、ニック西川さんのお話です。

ハイアットリージェンシーサイパン支配人 ニック西川さん
良い時期は、日本人のお客様はだいたい2〜30万来ていたものが、それが今は年間6万人くらいで、すごく減りましたね。日本人が減った分、中国と韓国から来る人が増えています。でも、以前のように日本の人に戻ってきてもらいたいですね。

ピークだった1997年には、年間45万人の観光客が日本から訪れていたんですが、去年は6万人!20年で85%も減ってしまいました。でも、これは日本だけで、中国・韓国からの旅行者は年々増え続けています。

★サイパン行きは1日1本180人のみ

では、どうして日本だけこんなことになってしまったのか。再び、西川さんのお話です。

ハイアットリージェンシーサイパン支配人 ニック西川さん
確か1990年代半ばまでは日本航空がまだ飛んでいて、ノースウエスト航空や大阪、成田からも飛んでたんですが、リーマンショックなどいろんな事情で、だんだんなくなってきて最終的に日本航空が撤退したんです。いまは、成田からデルタ航空が1日1本だけという状況になっています。

20年前までは、様々な航空会社から何十本も便が出ていたんですが、余った席を安く売るツアーが増えすぎて、航空会社の儲けがなくなり撤退してしまい、いまでは、日本とサイパンを結ぶ直行便は、1日1本しかなくなってしまいました。しかも、その1本は最大180人しか乗れない小さい飛行機なので、旅行会社も大規模なツアーを企画しにくいという、まさに悪循環になってしまっています。

★サイパン=マリアナ!

このままでは、サイパンから日本人がいなくなってしまうという状況をどうにかしようと、マリアナ政府観光局がある改革を打ち出しました。マリアナ政府観光局日本事務局の一倉隆さんのお話です

マリアナ政府観光局 一倉隆さん
サイパンという言葉は、お客様にとって古びたイメージになってしまったと思うので、そこでイメージを新しくしたいので、新しい言葉「マリアナ」を使ってコミュニケーションをはかっていきたい。

サイパンは北マリアナ諸島にある島のひとつなので、サイパンという呼び名をやめて「マリアナ」という名称でプロモーションをしようという大きな改革を始めました。すでに先月から、汐留駅で広告が掲げられていますが、「3連休はマリアナ」と大きく載っています。これが新しくできたキャッチコピーで、観光局のHPも全面的に「マリアナ」!サイパンの文字はかなり小さめです。

観光局のHPも一新!

観光局のHPも一新!

汐留駅に登場!目立ちますね!

汐留駅に登場!目立ちますね!

★サイパンVSマリアナ!結果は引き分け?!

サイパン改めマリアナとイメージもガラっと変わると思いますがサイパンとマイアナ、どっちの方が良いか、街の声を聞いてみました。

●「マリアナです。新しい都市って感じがするし、かわいく感じるんで。」
●「マリアナの方が南国で綺麗そうでちょっと良さそう!」
●「マリアナって言った方が良いんじゃないですか?サイパンはね、戦争のイメージがあるし、やっぱ安い。激安19800円ツアーみたいなイメージが強すぎて大人になったらもういいかな。」
●「サイパンの方が響きが良いですね。」
●「サイパンの方が良いですね。別に名前変えなくても良いと思います。マリアナって、マリファナみたい!それかジュリアナ?(笑)」

街の声は「半々」くらい。「安いイメージだから良い」という人と「安いイメージだから嫌だ」という人で分かれました。ただ、「マリアナ=サイパン」だと知っている人は2人だけだったので、浸透するにはまだ時間がかかりそうですが、観光局はなんとか直行便を増やそうとプロモーションを展開しています。

わかりやすいように持ってきいてきました!

わかりやすいように持ってきいてきました!

★切望されている日本人観光客の再来

最後に、実は日本人を待っているのは観光局だけではありません、と現地のホテル支配人の西川さんは話してくれました。

ハイアットリージェンシーサイパン支配人 ニック西川さん
中国、韓国からいっぱいで部屋とれないでしょ?とよくきかれるんですが、サイパンという土地は日本人に対して非常に親しみを持っている国民性・島民性なので、最近はみんなから「日本人どうしたんだろうね」ときかれます。日本人観光客の復活をみんな願っていて、何かできないかと試行錯誤しながらやっております。」

現地では日本語が上手な人が多く、礼儀正しい日本人をみんな待っているそうです。観光局長のクリスさんも「日本人のいないサイパンなんて考えられない。今後は日本人が継続的に来るようなキャンペーンをしていきたい」とイベントで発言しています。そして、次の連休はゴールデンウィーク!特別便も出ると思われるので、サイパン改めマリアナへの旅行、注目かもしれません。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)