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食品ラップは食べ物によって3種類を使い分けるべきだったらしい。

ジェーン・スー 生活は踊る

一家に一個はあるだろう日用品の「食品包装ラップ」。実は同じように見えるラップでも、構成されている素材は違い、それぞれに個性があります。今回は食品包装を研究して40年、「ラップ技術の達人」で日本食品包装協会専務理事の広瀬和彦さんに「ラップの活用術」を伺いました。
20170325

「3種類のラップを上手に使い分けよう!」

ラップには主に3種類の素材に分けられます。

▼ポリ塩化ビニリデン(「サランラップ」、「クレラップ」など)
この素材は、においや湿気、酸素を通しにくいのが特徴です。匂いの強いものや、酸化を防ぎます。キムチやニンニク漬けなどのにおいが移りにくいです。さらに、これで包んでおけば、乾燥を防いで、みずみずしさを保つこともできます。

▼ポリエチレン(「ポリラップ」、「ハイラップ」など)
もっとも安いのですが、酸素を通しやすいという弱点もありますが、逆に呼吸をする野菜や果物に使うとよいでしょう。

▼塩化ビニル樹脂(「ファミラップ」、「ダイアラップ」など)
よく伸びて、器にくっつきやすく、熱にも強いため、スーパーや飲食店などのラップは大抵これです。汁もこぼさないので、ラーメンの出前などにも使われています。このラップはあくまで、一時的に水分をこぼさないようにするもので、酸素や水分を透過しやすいので保存には向いていません。そのまま冷蔵庫や冷凍庫に入れては、食材を傷めてしまいます。購入後は『ポリ塩化ビニリデン』のラップに包み直すとよいでしょう。

ラップのお役立ち情報

Q:電子レンジでラップを使う時、溶けてしまわないか心配なんですが…
⇒耐熱性はポリエチレン110度、塩化ビニル樹脂130度、ポリ塩化ビニリデン140度あるので大抵の食品を温めるだけなら問題ありません。ただ、脂分を多く含んでいると高温になる可能性があるので、直接触れないように容器に入れて加熱しましょう。溶けても悪い成分は入っていませんし、食べても消化できず排泄されます。

Q:お椀にラップをする時、中々ひっつかないのですが…
⇒木のお椀など、つきにくい容器の場合は、淵を水で濡らすと、接触面積が増えてピッタリくっつきます。お寿司屋さんなどはこの方法を使っています。

Q:冷凍ご飯をラップで包むと、開け口がどこかわからなくなっちゃうんですが…
⇒包んだ端を折り返しを作ることで空気を巻き込むことで熱伝導性が悪くなり、密着しづらくなります。

Q:掃除のときにスプレーラップを使い密着させますが、大丈夫でしょうか…
⇒ラップは耐薬品性が高いので、家庭においてある洗剤なら大丈夫です。(※基本は食品包装用ですので自己責任で)