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天気業界用語「1円玉天気」「へそ天」を使いこなして予報士ぶってみよう

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラム。
今日のテーマは、この番組の選曲担当でもある、高橋ヨシアキさんからのリクエスト「お天気ジョーク、気象予報士内で使うジョーク」をきっかけに色々とお話を伺いました。

「たま、に当たる?」
昔からよく言われる話をまず一つ。
明治時代に、兵隊さんの中で「測候所・測候所・測候所」と唱える、おまじないが流行ったそうです。測候所とは、今でいう気象台。天気予報を出すところです。なぜ測候所と唱えたか。それは、当たらないから。鉄砲の弾にも当たらないおまじないというわけです。

それが時代が少し進むと、そのおまじないは唱えない方が良いということになりました。
=予報も“たまに”(弾に)当たるから縁起が悪い!というわけです。
当時の適中率はハッキリわかりませんが、今なら唱える人はいないでしょうね。今の予報は、翌日で85〜87%。7日先で70%前後という適中率です。

台風一過と低気圧家族
台風一過は、台風が通り過ぎて、晴れ渡るという意味で使われます。
冗談話として、台風の家族だと思っていた、子供のころ勘違いしていたという人もいますよね。
でも、「低気圧家族」という言葉が、本当にあるんです。
天気図上で、前線の上に低気圧が次々と発生して並んでいる様子を「低気圧家族」と呼びます。梅雨時などに現れやすく、低気圧が次々と来ることで、断続的に雨が降ります。

「冬将軍」
ジョークではないけど、しばしばユニークに表現される「冬将軍」。最近では解説でよく擬人化されてますよね。冬将軍とは寒気・寒波のことです。
急に寒くなって鍋日和になりそうなら「明日は冬将軍と鍋奉行がやってきます」と言われたり、3日くらいで日本列島から寒気が去る場合は、「三日天下の冬将軍」とか言われたりします。フランスの皇帝・ナポレオンがロシアに攻め込んだ際に、寒さや雪が原因で退却。イギリスの新聞記者がこの寒気を、あのナポレオンをも退けたということで「General frost」(将軍・霜)と名付けて、それが「冬将軍」と訳されたというのが有力な説です。
でも、冬将軍って、天気予報で解説される時、武士っぽい和のイメージのイラストですよね。15年ほど前に某公共放送が、冬将軍を日本の武将っぽく描いて、意外とウケたためか、各局に広がったんです。冬将軍は、もともとはロシア出身なんですよ。

「1円玉天気」と「へそ天」
天気予報で時々使われる「1円玉天気」と「へそ天」はどんな天気でしょうか?
「1円玉天気」…これ以上崩れない=天気が崩れない=つまり、晴れ!
「へそ天」…気象予報士がへそを出して寝てても予報できる、つまり予報が簡単=晴れ

ちょっとしゃれた言い回しですよね。使える機会があればぜひ使ってみてくださいね!
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