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イギリス人DJが選曲した日本語ディスコ・アルバムが超絶かっこいい曲揃い!

ジェーン・スー 生活は踊る

イギリス人DJのハワード・ウィリアムスさんが選曲した和物ディスコのコンピレーション・アルバム。これ、あまりにもカッコいい曲揃いのアルバムなんです!音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんがその中でもオススメの5曲をご紹介しました!
生活は踊る20170331

【高橋芳朗】
今回はイギリスでとても興味深いオムニバスアルバムがリリースされたので紹介したいと思います。題して『Lovin’ Mighty Fire: Nippon Funk, Soul & Disco 1973-1983』。タイトル通り、ファンクやディスコミュージックに影響を受けてつくられた1970〜80年代の日本の歌謡曲やポップス……いわゆる「和物」というやつですね。そのへんの曲を集めたアルバムが3月の頭にリリースされました。計14曲収録です。

【ジェーン・スー】
はい。

【高橋芳朗】
改めて強調しておきますと、これはイギリス人が選曲してイギリスのレーベルからリリースされたアルバムになります。ハワード・ウィリアムスさんという日本のポップスのコレクターが企画して、イギリスのエースレコードという過去の貴重な音源を発掘し続けている音楽マニアにはおなじみのレコード会社からリリースされています。今日はこのコンピからガンガンかけていきたいと思うんですけど、イギリス人が選んだという点を踏まえて聴くと一段と味わい深いものがあると思います。きっと、いろいろと新しい発見もあるんじゃないですかね。では早速いってみましょう、まずは中原理恵さん。

【堀井美香】
うわー、懐かしい!

【高橋芳朗】
『欽ドン!』の「良い妻・悪い妻・普通の妻」でおなじみですね。歌手としては大ヒットした『東京ららばい』が有名です。

【堀井美香】
「東京ららーばい♪」。

【高橋芳朗】
今回ご紹介するのは『東京ららばい』の次のシングル、1978年の『ディスコ・レディー』のカップリングだった曲で『Sentimental Hotel』です。

【堀井美香】
へー、私たち日本人だって知らない曲ですよね?

【ジェーン・スー】
知らないでしょ?

【高橋芳朗】
このハワードさん、僕らよりぜんぜん日本のポップス詳しいです。じゃあ聴いてみましょう、中原理恵さんで『Sentimental Hotel』です。

M1 Sentimental Hotel / 中原理恵

【高橋芳朗】
作詞・松本隆さん、作曲・筒美京平さんの黄金コンビですね。おそらく、同じ1978年にリリースされたヴァレリー・カーターの「Da Doo Rendezvous」の影響を受けてつくられた曲なのではないかと思います。ではサクサクいきましょう。続いては……お待たせしました、ピンク・レディーです!

【ジェーン・スー】
イェイイェイ!

【高橋芳朗】
1979年の大ヒット曲『ジパング』のカップリングだった『事件が起きたらベルが鳴る』。どうぞ!

M2 ピンク・レディー / 事件が起きたらベルが鳴る

【高橋芳朗】
作詞・阿久悠さん、作曲・都倉俊一さんによるピンク・レディー『事件が起きたらベルが鳴る』。きっとシックの「Le Freak」あたりをベースにしているんだろうけど、歌詞やアレンジのパンチが強すぎてなんかもう別次元のものになってるという。

【ジェーン・スー】
うん。以前にヨシくんが特集した「怪奇ディスコ」を彷彿とさせるなにかがありますね。

【高橋芳朗】
次は個人的な一押しで浅野ゆう子さん、1979年にカネボウ化粧品の夏のキャンペーンソングとしてヒットした『サマーチャンピオン』です。これはセルジオ・メンデスの「Summer Dream」のカバーで、アレンジは馬飼野康二さん、日本語詞は伊達歩さんが担当しております。

M3 サマーチャンピオン / 浅野ゆう子

【ジェーン・スー】
これもかっこいいねー。

【高橋芳朗】
続いては、現在公開中の映画『モアナと伝説の海』で吹き替えをやっている夏木マリさん。これはディスコというよりはファンクですかね。たぶんビル・ウィザースの「Use Me」をモチーフにしていると思うんですけど、1976年リリースの「裏切り」という曲です。作曲とアレンジを萩田光雄さん、作詞を橋本淳さんが手掛けていますね。

M4 裏切り / 夏木マリ

【高橋芳朗】
吐息混じりのボーカルが非常にセクシーな夏木マリさんの「裏切り」でした。では最後、これまでは歌謡曲要素の強いものを聴いていただいたのでラストは英語詞の本格派で締めくくりましょう。松岡直也さんと吉田美奈子さんのコラボレーションによる1979年の作品、「Lovin’ Mighty Fire」です。

M5 Lovin’ Mighty Fire / 松岡直也 with 吉田美奈子

【高橋芳朗】
この曲は中古市場での原盤の価格高騰を踏まえて、4月17日にワーナーミュージックよりアナログ盤の再発が決まっております。

【ジェーン・スー】
かっこいいね、この曲!

【高橋芳朗】
かっこいいよね。というわけで今回はイギリス人DJが選曲した和物オムニバスアルバム『Lovin’ Mighty Fire: Nippon Funk, Soul & Disco 1973-1983』を紹介いたしました。選曲を手掛けたハワード・ウィリアムスさんは、過去にも日本の歌謡曲のレアな音源を集めたコンピレーションを同じイギリスのエース・レコードから数枚リリースしているので併せてチェックしてみてください!
※Text by みやーん(文字起こし職人)

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当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

3/27(月)

(11:04) Hold Me Tighter in The Rain / Billy Griffin
(11:44) In The Name of Love / Roberta Flack
(12:15) Is It You? / Lee Ritenour
(12:23) It’s Something / Brenda Russell
(12:49) Lady Love Me / George Benson


3/28(火)

(11:04) All I Need Is Everything / Aztec Camera
(11:44) When All’s Well / Everything But The Girl
(12:15) Thinking of You / The Colour Field
(12:49) Headstart for Happiness / The Style Council


3/29(水)

(11:03) Corinne Corinna / Big Joe Turner
(11:44) Hey Girls, Hey Boys / Oscar MClollie & Jeanette Bak
(12:15) Over and Over / Bobby Day
(12:51) Mailman Blues / Lloyd Price & Don Costa


3/30(木)

(11:02) Is This Love? / Bob Marley & The Wailers
(11:45) Point of View / Matumbi
(12:17) Riding High / The In Crowd
(12:50) Love Me Always / Dennis Brown


3/31(金)

(11:02) Upside Down / Diana Ross
(11:43) Do Me Right / Dynasty
(12:17) Candidate for Love / T.S. Monk