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除幕式に本犬登場!?渋谷・ハチ公像の製作秘話

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

毎週金曜日は、「プロの仕事」と題してお送りしていますが、今日は、待ち合わせスポットとしてもおなじみ、「渋谷の忠犬ハチ公像を造った職人さん」のお話をご紹介しました。

          
飼い主が急死した後も、渋谷駅に毎日通って、10年間も飼い主を待ち続けた、ハチ。1934年のきょう、渋谷駅前に設置されたのが、そんな忠犬ハチ公の銅像です。

長年、渋谷のシンボルとなっていますが、最初に作られたハチ公の銅像には、意外なエピソードがあります。ハチ公の銅像を造ったのは、鹿児島市にある西郷隆盛像で知られる彫刻家の安藤照さん。もともと日本犬の銅像を造る事を考えていた安藤さんが先輩から紹介されたのが、渋谷駅前で主人を待ち続ける、秋田犬「ハチ」でした。
    
ハチに感銘を受けた安藤さんは、代々木のアトリエに「ハチ」を連れてきてもらい、銅像の制作に取りかかりました。ところが安藤さんがハチ公像を造っている最中に、別の芸術家にハチ公の木の像を造らせようとする動きが!そこで安藤さんは、そのプロジェクトを阻止する為、急ピッチでハチ公の銅像を仕上げました。

その結果、どうなったのか?

あまりに急いで造った為、何と、ハチが生きている時に銅像が完成してしまったんです。

1934年の4月21日におこなわれた銅像の除幕式には、ハチも参加。このイベントには著名人も集まったそうですが、ハチは自分の銅像をどんな思いで見ていたのか、気になりますよね。
銅像の除幕式から、およそ1年経った1935年3月8日、ハチはそらへ旅立ちました。満11歳でした。

実は、今のハチ公像は、刻家の安藤照さんが造った最初の銅像とは違うもの。戦争中に銅が必要になった為、ハチ公像は溶かされて機関車の部品に。
しかも、安藤さんも1945年の空襲で亡くなっていました。

では、1948年に完成した今のハチ公像は誰が造ったのか?それは、安藤照さんの息子で、彫刻家の安藤士さん。息子の士(たけし)さんは当時20代の若い彫刻家。初代のハチ公像の原型は焼けてしまい、資料も残っていませんでしたが、たけしさんは生前のハチとアトリエで一緒に遊んでいた為、頭の中にパッと完成図が浮かんだそうです。
     
「素直で素朴なハチの可愛さをそのまま伝えたい」という思いで制作した2代目のハチ公像。彫刻家親子のハチへの思いが込められた傑作と言えるでしょう。

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