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放送中

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4月23日(日)真の地酒が集まる「第4回 郷酒フェスタ」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。

久保絵理紗
TBSラジオキャスター。食べるも嗅ぐもクサいモノが好き。どこでも踊ります。趣味ダンスとも言う。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

▲作り手の蔵元が直々にお酒を選んでくれます。

▲全国各地の蔵元の皆さんが直々にお酒を選んでくれます。

きょうは、都市センターホテルで行われる第4回 郷酒フェスタを紹介しました。全国各地から26軒の蔵元が集結し、140種類もの日本酒の利き酒ができるイベントで、会場中に充満する日本酒が最高にいい香り!

●女性限定?!の日本酒イベント

前回の第3回は一日で約1000人の女性が来場!なぜ女性だけなのか…というと、日本酒の文化が女性にも浸透しはじめた今でも、やはり男性支持の方が圧倒的に強いため、「女性にも日本酒の魅力を知ってもらいたい」という思いから、女性向けに生まれたんだそう。今回は、悲しむ男性ファンの声を汲み取り、“女性と同伴であれば”と条件付きで男性も入場できる回が設けられました。(二部制のうち第一部のみ)

●「郷酒」と「地酒」、どう違う?

詳しいお話を郷酒フェスタ実行委員長の上杉孝久さんに伺いました。(ちなみに上杉さん、酒豪ということでも名を馳せた上杉謙信の末裔なんです。血は争えない。。)
“その土地のお酒”というと、「地酒」という言葉はよく聞くと思うんですが、実はお米や水といった原材料すべてが、その土地のものというわけではないそうなんです!例えばお米。美味しい日本酒を造るために、兵庫県のお米「山田錦」は、全国の日本酒で使われているようです。「地酒」=「すべて地元の原材料で造られたお酒」と、認識していたので、これは驚きでした。

▲郷酒フェスタ実行委員長の上杉孝久さんと

▲郷酒フェスタ実行委員長の上杉孝久さんと

一方で、「郷酒」は、水やお米、すべて その土地のもので造られた“真の地酒”。「郷酒」という概念は、その地域で造られるお酒、その価値を伝承したいという思いから、日本地酒協同組合により定義された言葉なんだそうです。「地酒」よりも更に地域色が強い日本酒。お酒好きには堪らない響きです。

●フレッシュな日本酒を飲むなら今が飲み頃!

美味しい日本酒を造るには、発酵に時間をかけることが大切で、漬け込み始める時期は10月頃~2月と、きまって寒い時期を選ぶようです!それを“寒造り”というのですが、これが美味しく仕上がる時期は、まさしく今この時期!つまり、フレッシュな日本酒が一年間で一番美味しくいただける時期は、まさに今なんだそうです!

140種類全部利き酒したいところですが…一日ではなかなか叶いません。そこで、自分の好みにあったお酒を探す方法を上杉さんに教えていただきました。このイベントでは蔵元が直々にお酒の説明をしてくれるので、故郷や興味のある街をきっかけに、自分の好みや、あわせたい料理を伝えれば、自分にあったお酒を選んでくれるとのこと。

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▲ワイングラス片手に会場内を回ります。26軒140種類の酒蔵から好きなお酒に投票!迷っちゃう

そして、会場内では「郷酒」の人気投票も行われます。入り口で配布される一覧リストを見ながら、ワイングラス片手にとにかく会場を回りましょう。お酒が強くない方は、香りを嗅ぐだけ、ペロっと舐めるだけなど、ご自分の許容にあった量でたくさんの種類を楽しませてくれます。

●“今しか飲めない珍酒”と、日本を代表する“ノーベル賞の日本酒”

上杉さんのオススメは、ここでしか飲めない貴重な日本酒。秋田県の蔵元、「浅舞酒造」の『天の戸 夏田冬蔵 こま美』。春にしか造られないため生産数が少なく、限られたお店にしか出荷されていないもの。クイッと一気に飲めてしまうほど、喉越し軽やかでまるで美味しいお水を飲んでいるような感覚でした。
よくよくお話を伺うと、このお酒は郷酒フェスタの中でも群を抜くおいしいお水を使っているようで。湧水が溜まった池には、天然記念物の古代魚が棲むほど澄んだきれいなお水なんだそうです。古代魚お墨付きとあらば、この特別な喉越しには合点がいきます。

 

▲秋田県の酒蔵「浅舞酒造」社長 柿崎常樹さんと

もう一つ、ご紹介いただいたのは、日本を代表する日本酒。ノーベル賞を日本人が受賞したときに、ストックホルムで行われる晩餐会で振る舞われているものだとか!
神戸の「酒心館」という蔵元の『福寿』。これはとにかく香りがいい!鼻から抜ける香りは、メロンのような甘いフルーツのような優しい自然の甘み。今まで飲んだお酒の中で一番、甘口で飲みやすい印象でした!ボブ・ディランにも飲んでほしかったな・・・

▲神戸の酒蔵「酒心館」のみなさん

▲神戸の酒蔵「酒心館」のみなさん

会場内にはお酒だけでなく、酒粕や麹を使ったメニューがゾロリ!お酒尽くしで飽きがきてしまうのでは?と思いきや、食事と飲み物は同じ素材だと相性抜群なので、酒粕メニューで更にお酒が進んでしまいました。

▲会場内には酒かすや麹を使ったメニュー!料理からもお酒のいい香りが・・・

▲会場内には酒粕や麹を使ったメニュー!料理からもお酒のいい香りが・・・

利き酒をして気に入ったお酒をお土産で持ち帰りたい!と思ったら、会場内で振舞われる140種の利き酒は基本的にはボトル販売していませんでした。が、一部購入できるものも!クリアの升やお猪口など、更にお酒を美味しくいただけるグッズも充実!

▲透明の升やお猪口、会場限定のボトル販売なども充実!

▲透明の升やお猪口、会場限定のボトル販売なども充実!

元々大好きな日本酒ですが、裏話を伺うと、よりありがたく感じてチビチビ飲んじゃいますね。放送後、酒蔵のみなさんにご挨拶に回っているうちに気づいたら酔っ払っていましたが・・・。次回の開催が“男性限定”になっていないことを祈りつつ、、、次回開催までのオアズケ期間は、日本酒の旅に出ようと決めました。