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限られた場所を美しくデザインする、作庭家たち

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今日、4月28日は、「よい・にわ」の語呂合わせから「庭の日」に制定されています。
限られた場所を美しくデザインし、時にはそこに「思想」も込める「日本の庭」は、世界からも高く評価されています。
そんな庭をつくってきたのが、数々の【作庭家】たちです。

まず、とても有名な人では、小堀遠州がいます。
江戸時代初期の大名であり、茶人であり、建築家でもありましたが、造園にも才能を発揮しました。
作品をひとつあげるなら、京都にある南禅寺金地院の「鶴亀の庭」があります。
白い砂で波の模様を作って海を表現し、そこに、石を組みあわせて鶴島と亀島を浮かばせています。
徳川家の治世が長く続くことを願って、この庭がつくられたといいます。

明治になると・・・
このころ、多くの名園を手掛けたのが、7代目・小川治兵衛。
代表作としては、京都の平安神宮神苑、同じく京都の円山公園などがあります。
東山を借景としてつかったり、琵琶湖の水を庭に引き入れたりと、もともとの自然や、水の流れを庭に活かし、日本庭園の歴史に新たな風を吹き込んだそうです。
また、明治のそうそうたる実業家たちに依頼されて庭を造った人としても知られています。
     
昭和を代表する作庭家・重森三玲。
石や苔をモダンにつかった枯山水庭園で知られています。
代表作は、京都・東福寺の「本坊庭園」。
さつきの刈込みで描いた市松模様や、コケと敷石で描いた、きれいな市松模様が印象的です。
「三玲」という名前は、フランスの画家 ジャン=フランソワ・ミレーにちなんで改名した名前だそうです。
日本庭園でありながら、その枠にとどまらない重森三玲の庭は、庭園ファンだけでなく、アートやデザインが好きな方たちなどたくさんの人たちから愛されています。
いかがでしたでしょうか、日本の作庭家たち。
気に入った人物が見つかったら、その人の庭だけ、続けてめぐってみると、より深く庭園を楽しめるかもしれませんね。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。