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飲食店が「掟破り」の大作戦!何が持ち込めるの?

森本毅郎 スタンバイ!

ゴールデンウィークは、みなさん動物園や水族館とか外にお出かけになる方も多いかと思います。そんな中、実はこんな変わった取り組みをしているお店にもたくさん人が集まっていたんです。5月4日(木)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

★600円でお酒が持ち込み自由!

まずは、かき小屋・新橋店の新井幹浩さんのお話に伺いました。

かき小屋・新橋店 新井幹浩さん
当店では、お酒・飲料の持ち込みを税込みで一人600円いただければ何本でも何種類でも持ってきていただいてかまわないというシステムです。その際、グラス・氷・お水・お湯などはこちらでサービスしています。ビールを1ケース持ってくる人もいれば、日本酒を一升瓶で何本も持ってきたりする方もいらっしゃいます。ソフトドリンクも大丈夫です。さらに、そのまま置いておいていいお酒は2ヶ月間のボトルキープもしています。

牡蠣をメインに出している飲食店ですが、1人600円を払えば飲み物は何本持ち込んでもOKなんです。お客さんの中にはクーラーボックスにたくさんお酒を入れて持ってくる方もいるそうです。ですが、こちらのお店は基本的に2時間制!飲み切ることができなかった時は、ありがたいことに無料でボトルキープをしてもらえます。

JR新橋駅のガード下にあります。

JR新橋駅のガード下にあります。

★料理持ち込み・デリバリーOKまで!

実は、こうした「持ち込みOK」を謳う飲食店が最近増えているんです。さらに、ここまで持ち込みOKにしてしまったお店もありました。クランドサケマーケット新宿店の辻本翔さんのお話です。

クランドサケマーケット新宿店 辻本翔さん
当店では、3240円を入口で入店料としてお支払してしていだたくと、店内の日本酒100種類が全て飲み放題となっています。さらに、おつまみとか料理の持ち込みも自由です。デリバリーも自由、全て無料でできるようになっています。こちらのサケマーケットは4階なんですけど、5階が梅酒果実酒の専門店で梅酒果実酒が100種類、6階が焼酎専門店でこちらにも100種類の焼酎がご用意しております。一応3店舗の行き来自由で、1店舗分の料金で行き来できるスタイルです。

さらに、ソフトドリンクの持ち込みもOKですので・・・つまりお酒以外は大丈夫なんです。そして、宅配ピザの注文もOK。なので、このお店にピザを届けることもできます。足りなくなったら買い足すために一旦外出してもいいので、もう自由自在です。

一人で女子会をしてみました。気軽!

一人で女子会をしてみました。気軽!

フロアごとにお酒が色々あって、1フロアに100種類×3フロア=300種類のお酒が用意されていて、飲み放題で3240円。しかも、このクランドサケマーケットは休日と土日はお昼もやっていて、お昼だと税込み2160円とぐんと安くなるんです。これだけの量の飲み放題は他のお店ではあまりないということと、持ち込みOKのスタイルが人気だそうで、昨日取材に行ったときもお昼から満席状態でした。

3つのフロアで、お酒の種類ごとに使い分けると上手く飲み比べが出来そうです。

3つのフロアで、お酒の種類ごとに使い分けると上手く飲み比べが出来そうです。

★気軽に楽しく、安く飲めることが人気の秘密!

では実際に、利用されているお客さんはどんな方が多いんでしょうか?お話を伺うと面白い傾向もみえてきました。

●「(持ってきているのは?)ピザと、生ハムとスモークタンとさけるチーズとシジミのお味噌汁とグラタンとプリプリエビサラダです。実家暮らしにとっては良いよね、こういうところ。一人暮らしだと宅飲みできるけど、実家だとやっぱりできないもんね。」
●「(食べ物代にいくらくらい使いました?)1000円ちょっと?コスパはいいかな、って思います。(いつも居酒屋だといくらくらい?)4000円はいっちゃうよね。よく、家で飲むんですけど・・・宅飲みも好きです、あー、でも部屋が汚いんで、このお店のほうが確実にきれいなので、いいかなと思います。」
●「外だとお金かかるじゃないですか。でも、宅飲みは食べる分と飲む分だけでお金もかからないし・・・居酒屋だと300円のお酒が、コンビニだと100円くらいなので料理もコンビニの方が安く済むと思います。ここだと、コストもそうだし、周りも騒いでるので、自分も騒げるから、うるさくしても平気ですよね。家だと、友達呼んでもそこまで騒げないから外に出ないとだめです。」

お話を伺うと居酒屋に行く場合ですと、4000円以上使うという方が多かったです。一方で、ここならお昼は約2000円で、食べ物を1000円くらいで買って来て全部で3000円ちょっとなので、そのわずかな値段の差でこっちに来るそうです。しかも、居酒屋だと2時間制が多いんですが、ここは時間無制限!時間単価にしてもやっぱり安いそうなんです。だから、クランドサケマーケットでは圧倒的に若い女性が多く、まるで友達の家で「女子会」が行われているような雰囲気でした。みなさん、おいしい料理を頼んで楽しむスタイルというよりは、安いお菓子やおつまみがあれば十分といった感じでした。

★家飲み派を取り込んだ新たなスタイル

一見、飲食店が「持ち込みOK」をメインにうたうのは、掟破りかな、なんて思っていたんですが・・・実際にこうして「持ち込みOK」にするのはこうしたお客さんの声をうまく反映した現代ならではの狙いがあったんです。再び、辻本さんのお話です。

クランドサケマーケット新宿店 辻本翔さん
外食にお金を使わないというのが時代背景として言われていますので、そういった中で、持ち込み自由にすることで、実際に外飲み・家飲みの中間的な存在としてこういうスタイルを導入したというのはありますね。

「家で飲むのは難しい」「外で飲むのはお金がかかる」というところからニーズを引き出したこの飲食店の形態、ますます増えていくかもしれません。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!