お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

連休明けのパソコンは危険!?仕事を始める前の注意点

森本毅郎 スタンバイ!

連休明けのパソコンは危険がいっぱい!そこで注意すべきパソコンの使い方について、5月8日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

★長期休暇中、ウイルス感染のリスクが上昇

最大9連休だったGWが明けて、きょうから仕事という方も多いと思います。長期休暇明けだからこそ注意すべきパソコンの使い方について、一般社団法人JPCERTコーディネーションセンターの洞田慎一さんに聞きました。

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 洞田慎一さん
GWに会社のパソコンなどを持ち帰って、自宅で仕事を続けるといったケースもあると思いますが、その場合、会社の中で守られているネットワークとは違ったネットワークで仕事をすることになります。そうすると、自宅のパソコンがウイルスに感染していたとすれば、連休明けに組織内に戻す場合、感染のリスクが高まります。もう1つの問題は、誰もオフィスに居ない中でコンピューターの電源がついていて、連休中にウイルスに感染した場合。普段の業務であれば誰かが気が付くのに、長期休暇中は、こういった問題に気が付くのが遅れがちになってしまいます。
森本毅郎スタンバイ!

パソコン

注意しなければならないのは、GW中にパソコンなどを持ち帰って仕事をした人だそうです。職場では、ネットワーク上でウイルス対策されているところが多く、支給されているパソコン自体にウイルス対策ソフトが入っていないケースもあるそうなんです。そんな無防備な状態のパソコンを自宅でネットに繋げると、ウイルスに感染する危険性も。連休明け、再び会社に持ち込まれたパソコンから、社内にウイルスがばら撒かれるという事態になりかねません…(こうしたことはパソコンに限らず、USBメモリや、データの入ったCD-Rなども同様とのこと)。

そして2つ目に注意すべき点は、会社で電源をつけっ放しにしていたパソコン。普段だとすぐに異変に気が付くところを、長期休暇中に、いつの間にかウイルスが会社内に侵入している可能性があるということです。

森本毅郎スタンバイ!

システムの脆弱性を突いた攻撃。連休中に危険にさらされているかも…。(JPCERTコーディネーションセンター が注意喚起した「長期休暇に備えて 201704」より)

★そのメール大丈夫?大量メールの中に、巧妙な「偽メール」が混ざっている可能性

長期休暇明けには、ほかにも注意すべき点があるそうです。再び洞田さんのお話です。

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 洞田慎一さん
当然ながら、休暇中にメールを受信することもあり、おそらく長期休暇なので大量のメールがメールボックスにある状態です。いつも注意して開いていていた人も大量のメールに注意が散漫になり、業務メールを装った巧妙なメールを開いてしまうケースも考えられます。添付ファイルを開くと感染する恐れがあり、主にオンラインバンクのID・パスワードなど、資産や会社の口座が狙われます。

例えば、件名に「請求書」や「見積書」などと記載されていて、あたかも仕事関係の内容に見せかけた偽メールも出回っているようです。本文には実在する配送業者の名前が書かれていて、警視庁が注意喚起する事態も起きるなど手口は実に巧妙。さらに「GW中に失礼します」とGW明けをピンポイントで狙ったものもあるということで、連休明けで大量にメールが溜まっていると、うっかり開いてしまいそうです。

★受信メール100通…。警戒心なく開いてしまうという人も

そこで街のみなさんに、連休明けどれくらいメールが溜まっているのか?意識してメールを見るのか?聴きました。

●「普通の平日でさえ、翌日30~40通あるので、50通以内だといいなと思う。システムがちゃんと守ってくれてると思う。とりあえず適当にざっと流し見します。
●「個人のアドレスとグループのアドレスがあるので、それぞれのアドレスに50通はあると思う。急いでたらパッと開けちゃうかもしれない。
●「100通くらいはあると思う。連休明けに会社出勤したときに1日かけて見て処理する。一応ちゃんと確認しているので、大丈夫だと思う
中には、社外にパソコンを持ち出せなかったり、データはクラウド上に保管され、一度シャットダウンしたらパソコン上のデータは全て消えてしまうなど、セキュリティーが厳しく管理されている会社もありましたが、多くの人が、連休明けにメールはたくさん来ているということでした。

★GW明けの仕事、まずは焦らず確認作業から始めましょう

こうした巧妙なメールへの対応や、GW期間中に自宅でパソコンを使って仕事をした人の、GW明けの注意点を洞田さん伺いました。

一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 洞田慎一さん
まずは、業務を開始する前にウイルス用の対策プログラムなどあると思うので、全体にスキャンをかけるなど、確認作業から入ってもらうのがいいと思う。例えば業務メールであれば、送ったか送ってないか、慌てずに周りと話しながら処理していくのが重要。最近ではシルバーウイークなどの休暇が増えてきているので、同じように注意は必要です。

GW明け、やるべき仕事が溜まっている中で確認作業は手間ではありますが、ウイルスに感染すると、個人情報が流出したりと更に問題は大きくなります。まずは焦らず、確認作業から入って欲しいということでした。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!