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進化する冷凍食品!ブームの背景は?

森本毅郎 スタンバイ!

先月、日本冷凍食品協会が発表した調査によりますと、去年の冷凍食品の国内生産量が過去最高を記録したそうです。その背景には一体どういう事情があるんでしょうか。5月11日(木)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

★おかず⇒メインディッシュに!

まずは、冷凍食品ジャーナリストの山本純子さんのお話です。

冷凍食品ジャーナリスト 山本純子さん
少し前まではお弁当の需要が6~7割と多かったんですけど、ここ数年は、普通の夕食の食卓で食べるようなものというのが、非常に人気が出てきてますよね。それもよりおいしいものとか、より手軽で満足感のあるものとかですね、そういうものが増えてきてるんですよ。しかも、去年はチャーハンが20%台で非常に伸びたとかですね・・・手軽に食べられるおいしい食品として主婦以外の新しいユーザーが増えたと思います。

お弁当のおかずとして使われていた冷凍食品が主食として扱われるようにシフトしたんですね。山本さんの仰るように最近のチャーハンはプロ顔負けの本格派の味!これは、冷凍技術の進化やメーカーの努力により味が格段に良くなっているんです。だから、消費者が冷凍食品のおいしさに気付き始めたということなんです。

エフエフプレスHPから。

エフエフプレスHPから。

★質にこだわる冷凍食品専門店が登場!

そんな中、冷凍食品をめぐり、こんなお店も出てきました。ベフロティ株式会社の西川剛史さんにお話を伺いました。

ベフロティ株式会社 西川剛史さん
このベフロティというお店は、冷凍食品セレクトショップということで、冷凍食品の専門店という意味では日本で初めてオープンしました。全国から普通のスーパーに置いてない珍しくて、でもおいしい冷凍食品を集めてますね。なおかつ日本の国内メーカーを応援したいという気持ちがあって、そういったものを並べています。元々は簡単便利だったら売れていたんですけど、今はもう簡単便利な冷凍食品というだけでは売れなくなってきているので、味が伴わないと売れなくなってきているのが今の冷凍食品です。

西川さんは店舗を経営するかたわら、冷凍“生活”アドバイザーとして、冷凍食品や家庭での冷凍テクニックなどを店頭で直接アドバイスしているそうです。昨年はフランスのpicardという冷凍食品専門店も日本に上陸しました。本格的フランス料理が冷凍食品で食べられ、味が美味しいと話題になっています。

冷凍生活アドバイザー西川さん。

冷凍生活アドバイザー西川さん。


世田谷の東松原駅が最寄駅です。

世田谷の東松原駅が最寄駅です。

★冷凍食品を使わない・食べない人はゼロ人!

このように、にわかに流行の兆しを見せている冷凍食品。では、実際に街の人たちは冷凍食品を使っているのでしょうか、聞きました。

●「(冷凍食品食べますか?)食べます。お弁当とかでおかずとしてハンバーグや唐揚げとか、チンしてって感じですかね。やっぱり手軽ですぐ出来るっていうので、楽っていうのはありますよね。」
●「高校生の時は毎日、お弁当に入ってたんで食べてました。両親が共働きだったんで、朝どうしても作る時間がなくて。チンで済むんで良いですね。」
●「たまには使います。夜のもう一品みたいな感じで利用したりはしますね。最近は特に麺類はおいしいような気がします。
●「冷凍食品?色々よね・・・冷凍の麺を買っといて鍋にして入れたりとか。その方がおいしいですよね。冷凍のうどんの方が。おいしい、なんかシコシコしてて、コシがある。ちゃんぽん麺でもすごくおいしい、味がね。もうそれ一品で野菜も麺も食べられるでしょ。昔はもっとまずかったから食べなかったけども。」

今回は80人近く、街の人たちにインタビューをしたんですが、冷凍食品を食べない・使わないという人はいませんでした。そのくらい冷凍食品は生活に浸透していることがわかりました。最初の山本さんのお話にもあったように、主食として冷凍食品を使われている方が多かったです。

★メリット多数!シニア向け冷凍食品も

ですが、お話を聞いているうちに、ある年齢層からの需要も見えてきました。 

●「僕自身が求めるんじゃなくてうちの(奥さんが)やっぱり買ってますよね。なんか冷凍庫の中に入ってるみたいですけどね。今便利になってるんじゃないですか。家内も年を取ってきてますからね。ついつい冷凍食品の方が主になると。」
●「便利ですからね。買ってきた時に入れといて、使いたい時に解凍して使いますよ。鮭なんか解凍して、焼いて食べますけど。そうですね、手間がかからない。」
●「年がいってるから、冷凍食品があるとそれにお野菜とお肉さえあれば何か料理が出来るので、便利で良いから冷凍ものを使います。たくさん作ってもしょうがないし、主人がいた頃は二人分作ってきれいに終わりましたけれど。私は冷凍庫はいつもいっぱいです。これほど便利なものないね。」

お話を伺った3人は、冷凍食品を愛用しているご高齢の方々でした。一人暮らしや夫婦2人の場合ですと、少量で保存が効く冷凍食品は使い勝手がいいですよね。あるデータによると、65歳以上の冷凍食品の利用頻度は増加傾向というデータもあるほど、高齢者を支える主食となっています。最近では、食品メーカーのニチレイやマルハニチロも高齢の方向けの冷凍食品に力を入れていて、冷凍食品の生産量増加はこういったことも反映しているのかもしれません。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!