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それも冷やすの?!冷やしグルメ最前線

森本毅郎 スタンバイ!

最近、暖かくなってきたからか、巷では「冷やし」を謳うグルメが続々と登場しています。夏の冷やしの定番といえば、冷やし中華ですよね。ですが、いま「それを冷やすんですか?」とつい耳を疑いたくなる「意外な冷やしグルメ」がいろいろあるんです。5月16日(火)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

★新定番?!赤白の“冷やしちゃんぽん”

まずは、麺の冷やしグルメから!リンガーハット商品開発の武田麻莉子さんのお話です。

リンガーハット 武田麻莉子さん
リンガーハットでは、冷やしちゃんぽんを3年前から夏の定番商品として販売しております。今年は、赤と白の2種類ご用意しております。赤が、国産の唐辛子からふじを使った辛い、担々麺風のスープを使っておりまして、白は、通常のちゃんぽん同様の豚骨スープを冷たい商品用に新しく仕上げたものを使ってます。(冷やしちゃんぽんのきっかけは?)リンガーハットでは、例年冷たい商品を販売しておりましたがそば屋さんのざるそばとか、中華料理屋さんの冷やし中華のような定番と呼べるようなものがありませんでした。そこで、当時の開発担当署が冷たいちゃんぽんがあっても良いのではと考案したのがきっかけです。

先週から期間限定で恒例の『冷やしちゃんぽん』を2種類出していて、辛いのに冷たい赤が税込853円、まろやかなとんこつスープなのに冷たい白が税込745円で販売しています。お話して下さった商品開発の武田さんは、九州出身の方で“冷えた麺は苦手“だそうですが、そんな武田さんでも美味しいと思える味を3か月、毎日追及して作り上げたのがこの商品だそうです。

武田さんと、こだわりの冷やしちゃんぽん。

武田さんと、こだわりの冷やしちゃんぽん。

★おやつに汁物“冷やしフードドリンク”

では次は、自動販売機のドリンクの意外な冷やし商品です。伊藤園の濱口光一さんに伺いました。

伊藤園 濱口光一さん
伊藤園では、寒天が入って夏らしい味わいの『冷やししるこ』と、だしと素材のうまみにこだわった『冷やしみそ汁』の2品を4月3日から発売しています。冷やしの商品を出したきっかけは、最近甘酒すごくブームになっていますよね。実は、甘酒としるこ・・・これを購入される方が同じとわかったんです。また、みそ汁は、例年冬に商品を出しているんですけど、実は春夏も欲しいというお客様がいるというのがわかりました。こういうところを踏まえて、冷やしの汁物を出した方が購入いただけるのではないか、ということで作りました。

缶に入っているもので、一見みそ汁らしくないのですが、こうした具が入った飲料は、フードドリンクと呼ばれているそうです。このジャンルは、手軽に小腹を満たせることからニーズがあって、飲料メーカーは、1年中なにかしらの販売をしているところもあります。冬は甘酒で、夏は冷たいしるこ。そして、みそ汁は、冬は暖かいものを出して、夏には冷たいみそ汁を出す・・・という流れになっているとのことでした。

濱口さんと。缶の形状は実は新設計で、具が出やすいようになっています。

濱口さんと。缶の形状は実は新設計で、具が出やすいようになっています。

★お茶漬け感覚の“冷やしかつ丼”

では続いては、揚げ物の冷やしグルメです。とんかつ専門店、かつ吉渋谷店の料理長 佐藤秀夫さんに伺いました。

かつ吉渋谷店 佐藤秀夫さん
かつ吉渋谷店では、先週から冷やしかつ丼を販売しております。(これって今年から?)いえ、今年からではなく、2002年の5月に日韓共催のワールドカップのサッカーがあったときに生まれたんですけど、そのときにオリンピックやワールドカップなど、大きなイベントがある年はどうしてもお客様が減ってしまう傾向があったので、そのときになにか冷たくておいしい食べ物がとんかつでないかなって考えた結果の、いまの冷やしかつ丼ですね。今年で16年目になるんですけど、累計11万食ご注文いただいおります。もうお昼どきなんかは、8割が冷やしかつ丼の注文を渋谷店ではいただいておりますね。

毎年、この時期に販売されていてファンも多いんだそうです。もともとは日韓ワールドカップで客足が落ちる時期の穴埋め要員だったのが、いまやランチの8割が頼む主力要員に成長した商品なんです。実際、どんなものなのかといいますと、上に乗っているかつは温かいんですが、下のご飯は氷が入っただし汁で締めてあってキンキンに冷たくなっているので、お茶漬けのようにサラサラと食べられます。今年は、ロースの冷やしかつ丼が税込1,600円、ヒレが1,700円で渋谷店で販売されています。ちなみにこの冷やしかつ丼、ファンのみなさんがフェイスブックでオフ会を開くほど人気だということもお話しされてました。

器はキンキンに冷えていて、かき氷のようでした。

器はキンキンに冷えていて、かき氷を持っているようでした。

★天候も影響?冷やしかつ丼の反響

ただ、そうは言ってもやっぱりかつ丼は、温かいのが良いんじゃないかな?と思ったので、最後に、この冷やしかつ丼を実際に食べた人の反応はどうなのか、ききました。

●「(先ほどなに召し上がってました?)冷やしかつ丼です。毎年食べに来てて、美味しいんで。(何年前から?)2~3年前っすね。(なぜ冷やしかつ?)かつ自体が苦手なんです。脂っこいから嫌い。でも冷やしかつ丼は食べれるって感じです。冷やしが良いっす。」
●「冷やしかつ丼、今日初めて食べました。めっちゃ美味しかったです。さっぱりしてて。もっと暑いときに食べに来たいです。」
●「冷やしは・・・ちょっとって感じですね。かつ丼はあったかいものですね。冷たいっていうのは嫌です。」
●「ひとつだけ抵抗があって、冷やすために入っていた氷がまだ溶けきっていなかったので、どうしても避けて食べるか迷って食べた時にバリバリって食感になったのだけが抵抗ありました。なので、寒かったら温かいのを食べると思うんですけど、ある程度暖かかったら冷たいの食べますね、冷やしかつ丼を。」

脂っこいのが苦手だからということや、暖かければ冷たいのをと、食の選択肢が広がるのは良いことですよね。拡がりを見せる冷やしグルメ。この時期、注目なのかもしれません。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!