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追悼ロジャー・ムーア。真の「007主題歌No.1ソング」って何?

ジェーン・スー 生活は踊る

5月23日、イギリスの俳優ロジャー・ムーアさんが亡くなりました。89歳でした。彼の代表作007は数々の名曲が使われたことでも知られています。では、真の「007主題歌のNO.1ソング」とはどの曲なのか。音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんが、海外36メディアの「007主題歌ランキング」を集計してみました!

生活は踊る20170526

高橋芳朗のミュージックプレゼント 007主題歌特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20170526112419

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
本日の特集はこちら! 「追悼ロジャー・ムーア〜映画『007』シリーズ主題歌特集」。今週23日、映画『007』シリーズのジェームズ・ボンド役で人気を集めたイギリス人俳優のロジャー・ムーアさんがお亡くなりになりました。享年89歳。ガンで闘病中だったようですね。今日はその追悼の意を込めて、『007』シリーズの主題歌特集をお届けしたいと思います。ロジャー・ムーアは三代目ジェームズ・ボンドとして1973年から1985年まで、計7作品の『007』シリーズに出演しました。これは歴代のボンド役で最長だそうです。

【ジェーン・スー】
そうなんですね。

【高橋芳朗】
僕も初めて劇場で見た『007』シリーズが1977年の『私を愛したスパイ』だったりするから、歴代ボンドのなかでも特に思い入れの強い俳優さんでした。『007』シリーズはロジャー・ムーアがボンド役を務めるようになってからスパイアクションとしてスペクタクル巨編的な色合いを強めていくことになるわけですけど、音楽的にも結構大きな転機になっていて。

【ジェーン・スー】
ほう。

【高橋芳朗】
いまみたいに主題歌をその時々の人気のポップスターが歌うようになったのは、ロジャー・ムーアが初めて起用された1973年の『死ぬのは奴らだ』からなんですよ。

【ジェーン・スー】
へー、知らなかった。

【高橋芳朗】
特にロジャー・ムーア期には大きなヒット曲がいくつも生まれてますね。というわけで、まずはロジャー・ムーア時代の『007』シリーズの主題歌から1曲かけて彼を追悼したいと思います。これは『007』シリーズの主題歌で現状唯一、全米チャートで1位になった曲にですね。1985年公開の『美しき獲物たち』から、デュラン・デュランで「A View To A Kill」です。

M1 A View To A Kill / Duran Duran

【高橋芳朗】
で、今回の特集をどういう切り口でやるか結構悩んだんですけど、ちょっと独自にランキングをつくってみたのでそれを紹介したいと思います。2015年に『007』シリーズ最新作の『スペクター』が公開されたとき、欧米のいろいろなメディアがオリジナルの『007』シリーズ主題歌ランキングを発表したんですよ。

【ジェーン・スー】
うんうん。

【高橋芳朗】
僕が調べた限りだと計36媒体ありましたね、有名どころでは、ローリング・ストーン、CBSニュース、フォーブス、ピープル、ワシントン・ポスト、エンターテイメント・ウィークリーなど。その36媒体のランキングを勝手に集計して「最強『007』主題歌ランキング」をつくってみたのでその上位トップ5を発表したいと思います。じゃあいってみましょう、「海外メディアの36ランキングを勝手に集計〜『007』シリーズ主題歌トップ5!」

5位  A View to a Kill / Duran Duran

「美しき獲物たち」(1985年)

4位. Nobody Does It Better / Carly Simon

「私を愛したスパイ」(1977年)

3位. Skyfall / Adele

「スカイフォール」(2012年)

2位. Live and Let Die / Paul McCartney & Wings

「死ぬのは奴らだ」(1973年)

1位 Goldfinger / Shirley Bassey

「ゴールドフィンガー」(1964年)

【高橋芳朗】
というわけで、1位は1964年公開の『ゴールドフィンガー』からシャーリー・バッシーの「Goldfinger」でした。

【ジェーン・スー】
まあ、そりゃそうなるわな。

【高橋芳朗】
うん、割と順当な結果かなと。一応6位以下も発表しておきますね。9位は同率でした。

6位. Shirley Bassey – Diamonds are Forever
「ダイアモンドは永遠に」(1971年)

7位. Tom Jones – Thunderball
「サンダーボール作戦」(1965年)

8位. Nancy Sinatra – You Only Live Twice
「007は二度死ぬ」(1967年)

9位. Sheena Easton – For Your Eyes Only
「ユア・アイズ・オンリー」(1981年)

9位. Tina Turner – Goldeneye
「ゴールデンアイ」(1995年)

【ジェーン・スー】
なるほど、マドンナの「Die Anoher Day」は入ってないか……マドンナ応援隊として残念だ。

【高橋芳朗】
ロジャー・ムーア時代の主題歌はトップテン圏内で4曲ランクイン。スコアとしては「Goldfinger」と「Live And Let Die」の上位2曲がぶっちぎりでした。そんななか、3位に食い込んだアデル「Skyfall」の健闘が光りますね。

【ジェーン・スー】
すごいですね。でもあの雄大さとか、『007』の世界観をすべて兼ね備えてるというか。

【高橋芳朗】
まさにシャーリー・バッシー・イズムをいまに再現したみたいな感じですよね。で、最後は『007』ファンにおすすめのジャズ・アルバムを紹介したいと思います。ジェームズ・ボンド・セクステットの『James Bond Songbook』。1965年の作品です。

【ジェーン・スー】
あ、結構昔の作品なんだ。

【高橋芳朗】
このアルバムからおなじみの「ジェームズ・ボンドのテーマ」のジャズ・バージョンを聴いてもらいたいと思います。これはちょうど『サンダーボール作戦』が公開されたタイミングでリリースされたアルバムで。当時の『007』人気にあやかった企画色の強い作品ではあるんだけど、でもこのジェームズ・ボンドさんはパロディーや偽名じゃなくて本名なんですよ。

【ジェーン・スー】
あ、ガチなんだ?

【高橋芳朗】
うん。ジミー・ジェームズ・ボンドっていうベース奏者で、チェット・ベイカーやニーナ・シモンの名盤にも参加している名うてのミュージシャンなんです。

【ジェーン・スー】
なるほど。

【高橋芳朗】
『007』人気に乗じて自分のリーダー・アルバムをつくれることになったというわけですね。ただ、企画物とはいえ侮れないクオリティーなのでちょっと聴いてみてください。

M2 James Bond Theme / The James Bond Sextet

【ジェーン・スー】
これ、かっこいいね!

【堀井美香】
素敵!

【高橋芳朗】
アルバム通してもなかなか洒落た内容になっておりますよ。

【ジェーン・スー】
ちょっと欲しいかも。

【高橋芳朗】
CDで入手できますので、ぜひ皆さんチェックしてみてください。で、最後に堀井さんにちょっと聞きたいことがあって……堀井さん、歴代のボンドでは誰がいちばん好きですか?

【ジェーン・スー】
私も聞きたい。誰がいい?

【堀井美香】
若山弦蔵さんです。

【ジェーン・スー】
あのさ……ボンド役じゃないでしょ!

【堀井美香】
ショーン・コネリーの吹き替えを務めていた若山弦蔵さんです!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

5/22(月)

(11:03) The Things We Do For Love / 10cc
(11:14) Dreams / Fleetwood Mac
(11:44) Easy to Love / Leo Sayer
(12:24) Tranquillo /Carly Simon
(12:52) I Wouldn’t Want to Be Like You / The Alan Parsons Project

5/23(火)

(11:05) Evil Vibrations / Mighty Ryeders
(11:43) Bring Your Sweet Stuff Home to Me / Pointer Sisters
(12:17) I Love You / Weldon Irvine

5/24(水)

(11:05) A Message to You Rudy / The Specials
(11:15) Special Brew / Bad Manners
(11:43) Doors of Your Heart / The Beat
(12:52) Jungle Music / Rico & The Special AKA

5/25(木)

(11:04) I’ll Feel a Whole Lot Better / The Byrds
(11:43)  Along Comes Mary / The Association
(12:19) Why Don’t They Let Us Fall in Love / Sonny & Cher
(12:52) Before and After / Chad & Jeremy

5/26(金)

(11:02) It’s Raining Men / The Weather Girls
(12:14) All That’s Good to Me / Rafael Cameron
(12:51) Feel My Love / Slave