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団地の住民サービスをコンビニでも▼人権TODAY(5月27日放送分)

人権TODAY

毎週土曜日「蓮見孝之 まとめて!土曜日」内で、8:15頃に放送している「人権トゥデイ」。様々な人権をめぐるホットな話題をお伝えしています。

UR団地内に出店

今回は、買い物などに困っている団地の住民に新たなサービスを提供するコンビニエンスストアについてのお話です。取材したのは、東京・東村山市にある「セブン-イレブンJS美住一番街店」です。ここはUR都市再生機構の大きな団地があり、その団地の1階に並ぶ店舗の1つとして、4月にオープンしました。

セブン-イレブンJS美住一番街店

セブン-イレブンJS美住一番街店

この店舗は、UR住宅の管理業務を行っているJS日本総合住生活とセブン-イレブンが業務提携して運営しているということなのですが、その提携にはどんな意味があるのか、セブン-イレブン・ジャパンの條 守男さんのお話です。

高齢化が進むUR賃貸住宅にお住まいのお客様へ、利便性の提供を通じて活性化を図っていきたいと考えております。JS様はですね、集合住宅の総合的な管理業務に関してのノウハウと知見をお持ちのため、地域の拠点としての役割が高まっているセブン-イレブン店舗との親和性が高いんですね。また、セブン-イレブンが推進している、地域の見守り活動や雇用の促進などについても、今後提携して取り組んでいくことができると考えております。

団地の管理業務というと、集会所のカギの管理や入居や退去の受付などがあり、こうした業務は団地の管理事務所で行っているのですが、事務所に管理人さんがいない時間が多く不便なところがあるので、24時間365日開いているコンビニでもこれから出来るようにしよう、ということなんです。あわせて、電球の交換やハウスクリーニングなどURの入居者向けのサービスの申し込みも受け付けるということです。

一般的なコンビニとの違い

この店舗の特徴としては、品揃えが違うことが挙げられます。今回、セブン-イレブンが出店する際に、何が欲しいか住民にアンケートを取ったそうなんです。特に、日用品が充実していまして、トイレットペーパーは、あまりコンビニには置いていない12ロールのものがありますし、洗剤も数多く取り揃えています。さらに野菜もあるんですね。売り場の一角が野菜コーナーになっていて、トマトやレタス、玉ねぎ、きゅうりなどがありました。

通常、雑誌が並ぶ窓側に日用品が

通常、雑誌が並ぶ窓側に日用品が

一般的なコンビニでは珍しい野菜コーナー

一般的なコンビニでは珍しい野菜コーナー

また、お店の前には休憩用のイスとテーブルも置かれていて、住民の方が利用しているそうです。店長の金子興人さんのお話です。

実際、この店がオープンして「本当に便利になった」て言ってくれる方が多くてですね、まさにここのテラスの部分なんですけども、ご高齢の方は朝が早いのか、コーヒーを買ってここで飲むという風景がよくあるんですよ。わずか2つのテーブルなんですけども、ほんわかする場所が提供できてるということに、ちょっとうれしくなりますね。

こうした住民との交流をもっと増やしていきたいということで、今後は夏のお祭りなどにも積極的に参加したいと話していました。それから、商品の宅配サービスにも力を入れていくそうで、というのも、URの住宅の入居者は3人に1人が65歳以上の高齢者で一人暮らしの方も多いそうです。足腰が不自由だと、ちょっとした買い物でも大変で、そういった方のためにもお弁当1つから配達するサービスの周知に力を入れているということです。

団地内コンビニの役割

高齢化が進む団地だからこそ、団地の中のコンビニの役割は大きく、24時間営業で真夜中でも明かりがついているので、団地の防犯という面でも役に立っていますし、お店のアルバイトスタッフも、一部は団地の住民を採用しているので雇用の面でも貢献しているということです。

比較的古くに建てられた団地の商店街は、シャッターが下りてしまっている場所が多いため、住民向けのサービスをしてくれるコンビニが、そういった場所の救世主となるといいと思います。

(担当:進藤誠人)