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軽自動車でも白ナンバー?!変化するナンバープレート事情!

森本毅郎 スタンバイ!

先日、国土交通省が図柄入りナンバープレートの地方版を2018年に導入すると発表しました。この“図柄入りナンバー”ってどういうものなんでしょうか。6月8日(木)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で『ちょっと変わった車のナンバープレート』について取材報告しました。

★走る広告塔で地域を盛り上げる!

早速詳しいお話を、国土交通省の長谷川信栄さんに伺いました。

国土交通省 長谷川信栄さん
国土交通省では、先月の5月30日に各地域から図柄の募集をするということで、公表をさせていただきました。これは、デザインとしてはそれぞれの地域の風景や特色を生かしたようなデザインを入れて頂いて、それが走り回ることによって地域の振興に寄与したりとか、知名度の高い観光地の名前を付けたナンバープレートが走ることで観光振興にするということで、我々いわば“走る広告塔”と言っています。そういったことで地域振興や観光振興に役立てていただければと思っています。

今まで“富士山”や“つくば”などのご当地ナンバーというのはあったんですが、今回は更に!そこに地域の名所などのイラストが入ることになったんです。来年10月に交付の予定で、現在デザイン募集中です。

例えば、”つくば”のナンバープレートでしたら、背景が筑波山、その前には畑が広がっていて一番前面にナンバーがあるというデザインが今イメージとして考えられています。地域の交通安全や観光を盛り上げるための寄付金を集めることが目的で、今後は東京オリンピック・パラリンピック限定デザインも登場する予定です。

★特別記念プレートででラグビーを応援!

そんな中、今年の4月より先行導入されたある図柄入りプレートが話題なんです!再び、長谷川さんのお話です。

国土交通省 長谷川信栄さん
今年の4月3日から、ラグビーワールドカップ2019の開催に向けまして、特別仕様の図柄入のナンバープレートの交付を始めました。カラフルなラグビーボールがナンバープレートに入っています。申込はインターネットでも行うことができますが、5月末時点で、おかげさまで約7万件の申込がきています。今回、図柄のナンバープレートを買うにあたって、寄付金を任意で1000円以上払っていただきますと、背景に図柄が入った特別なナンバープレートが買うことができます。全国で12の試合会場があるんですけども、それの最寄駅から試合会場までの貸切バスなどの輸送力に、寄付金を活用する予定です。

ナンバープレートの交付料は、各地域によって値段は違いますが、東京だと7000円。寄付金“あり”“なし”でデザインが違います。

右が寄付金あり/左が寄付金なし

左が寄付金あり/右が寄付金なし

ちなみに、寄付金を払ってもラグビーボールの図柄なしのナンバープレートを受け取ることができます。

寄付金は運営資金に充てられる予定なんですが、中でも東北唯一の試合会場の岩手の釜石市では、寄付付きナンバーの申込が非常に多く、ラグビーを応援しようという思いが強いんだそうです。

★黄色ナンバー不評?軽でも白ナンバーに!

・・・なるほど!それだけラグビーの人気があるのかと思い、実際にラグビーワールドカップ特別仕様のナンバープレートを受け取りに来た方にいろいろお話を伺うと、意外な人気の理由が見えました。

●「今、軽の黄色に黒のナンバーを白のプレートに変えてました。前から黄色に黒がお洒落じゃないと思ってたんで、それがちょっと好きじゃなかったんです。変えた理由は、ラグビーとは全く関係ありません。寄付すると模様が付くっていうんですけどそれはいらなかったんですが、せっかくだから1000円は寄付しました。」
●「変えた理由?やっぱりみっともないと思っていたんです。車がどんどん大きくなってるのに、ずっと違和感があったことは事実で。だってあれ色のバランス悪いじゃん!白い車で白いナンバーだったら良いけど、黄色ナンバーだとアンバランスだなって。どんなに自分が気に入ったラメ入りのコーティングかかった車買っても、黄色のナンバーだったらこれ軽ですよっていってるようなもんであって。あと全体で見たら色のバランスが良くないと思うよ、ダサい!」

実は、今この特別仕様の白ナンバーは、普通自動車のナンバーとほとんど同じようなデザインが付けられることから、軽自動車の持ち主から圧倒的な人気を集めているんです。ラグビーを応援したいというよりは、黄色いナンバーがカッコ悪い、デザインが気に入らないから変えたいという人からの申込が殺到しています。実際に、5月末時点の申込みの内訳は軽自動車がほとんど。大きなラグビーボールの図柄が入っていない白地の面積が多いナンバーを入手するため、寄付金無しを選んでいる人が8割を占めています。

練馬にてお話を伺いました。

軽ナンバーセンター練馬でナンバープレートを変えた方にお話を伺いました。

ちなみに、国土交通省によるとここでは1日約8人ほど特別仕様のナンバープレートに変える方がいるそうです。

★寄付金は、私たちに還元される!

反響が大きいこの記念のナンバープレートですが、本来の意図である“ラグビーワールドカップを応援する”ということが伝わっていないのでは?と思い、そのことについて最後に長谷川さんに聞きました。

国土交通省 長谷川信栄さん
寄付ありが20%、寄付なしが80%で、寄付無しを選ばれている方が多いです。寄付金がラグビーワールドカップの交通の利便性を向上させることや大会を盛り上げるために使うことを皆様により知っていただいて、役に立つような使い方になるということで、良いなと思って支払っていただけるような努力していこうかなと思っています。

今後、図柄入りナンバープレートを全国で導入するにあたって、地域振興のための寄付金をうまく集める仕組み作りをしていきたいとのことでした。

また、軽自動車が白ナンバーをつけていることで、ETCではなく、係員が料金を集めている有料道路では「軽自動車なのに普通自動車と間違われて、高い料金を取られた」という声もあったので、変える方は注意が必要かもしれません。

ちなみに、NEXCO東日本によれば、高速道路では、今の所大きな問題は発生していないとのことでした。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!