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放送中

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6月11日(日)「都電を支えてきた7000形が引退!ありがとう7000形イベント」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの楠葉絵美です。

楠葉絵美
TBSラジオキャスター。アニメ、マンガ、ゲームが大好き!

放送を聴いてから出かけても間に合う!オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

▲ありがとう7000形イベント

▲ありがとう7000形イベント

6月11日(日)の放送では“ありがとう7000形イベント”をご紹介しました。場所は都電荒川線の荒川車庫です。都電の全盛期を支えた車両、7000形が昨日6月10日に最後の運行を終え引退。間近で見られるのが最後かもしれないということで、朝から多くの鉄道好きが集まっていました。朝10時に始まるのに6時頃から並んでいる人もいたそうです。電車ひとすじ50年、都電の運転手をしていた堤 満さんに聞きました。

▲堤さんと。

▲堤さんと。

7000形は都電の全盛期から今まで、現役で60年以上走り続けたファンの多い車両だそうです。昭和29年に運行を開始して当時は93両ありました。都内で2両だけ走っていたのですが、とうとう引退の日を迎えたわけです。私は初めて見たのですが、黄色い車体の小さな電車でかわいらしい。ファンが多いのも納得です。

▲7001号車(あかおび)

▲7001号車(あかおび)

黄色い車体に一周ぐるっと帯のように赤い線が入っているのが7001号車、通称あかおびです。青い線が入っているのは7022号車、通称あおおび。この線は当時電車内に運転手と車掌の2人が乗っているツーマンが主流だったのが、ワンマンに変わる時、お客さんにもわかりやすいようにと色分けされたそうです。全盛期には1日に193万人が利用したまさに都民には欠かせない乗り物でした。

▲7022号車(あおおび)

▲7022号車(あおおび)

堤さんは7000形も運転しました。堤さんの運転手生活の中で一番多く乗ったのは7000形だそうなので、まさに相棒の引退なわけです。他の車両と比べてどういう特徴があるのか伺うと、それまでの車両に比べてとにかく運転しやすくなったそうです。その後8000形など新しい車両が出てきますが、ことごとく先に引退してしまいます。7000形は丈夫に出来ていて、だからこそ長いこと頑張ってこられたんですね。

▲堤さん、運転席へ。キマッてます!

▲堤さん、運転席へ。キマッてます!

みんなに長く愛された車両なので、写真を撮るのも事前応募制にしました。募集人数を大きく越える応募の中、選ばれし1000人が真剣に撮影していました。それもそのはず、50人ずつ10分間の時間制限つきでの撮影会なのです。7000形との思い出など伺おうと声をかけようとしましたが、皆さんの殺気立った(今は話しかけないでね)オーラを察知して、やめました。たくさんの人がいるのにとても静か、鳴り響くのはシャッター音。

▲写真撮影の様子

▲写真撮影の様子

昔から都電ファンはいたそうで、堤さんの運転している所を撮影する人、音をテープレコーダーで録音する人などいたそうです。今も“吊りかけモーター”の音とか“チンチン”というベルの音は人気です。このベルの音はツーマンだった頃に、運転手と車掌のコミュニケーションのために鳴らしていて、1回、2回、連打など鳴らす回数で意味が決まっていたそうです。堤さんは信鈴と言っていました。

▲都電ではこのような敬礼はしないそうです。

▲都電ではこのような敬礼はしないそうです。

▲私も書かせていただきました。

▲私も書かせていただきました。


この2両の今後はまだ決まっていませんが、このまま残して欲しいという意見が寄せられているそうなのでおそらく展示?などで残るのではないかと考えられています。他、都電グッズの販売や荒川車庫の見学、都電7000形の思い出を書き込むメッセージボードがありました。
▲(右)お土産のファイルと都電ティッシュ(左)都電のキャラクターたち

▲(右)お土産のファイルと都電ティッシュ(左)都電のキャラクターたち