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ボブ・ディランだけじゃない。ノーベル賞を辞退しようとした、あの偉人

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

1905年の今日、6月21日は哲学者で文学者の、ジャンポール・サルトルが生まれた日です。
サルトルは哲学者として「実存主義」を唱えた方。機械文明の発展という20世紀という時代を背景にこれまでの主流である「本質主義」に対抗するように、人間は「実存・現実に存在すること」が先立ち、「本質・その物の性質の総体」ではないという考えです。

サルトルがたとえたのはペーパーナイフ。
どんな素材でどんな形で作られようとも「ペーパーナイフは紙を切るモノ」という本質が目的であって「人間」とは異なる。
「神様が人間を作ったとしても、それでもなお人間は本質に沿って行動するわけではない」ということです。

人間はまず先に「実存」し、自分の「本質」は自分自身で作る。
サルトルの考え方の2つの要点は、
「人間は、みずからつくるところのもの以外の、何ものでもない」
「人間は、自由の刑に処せられている」というもの。
自由であることを、刑罰に例えることも、カッコイイですね。

また、サルトルを語る上で欠かせないキーワードに「ノーベル賞の辞退」があります。
1964年にノーベル文学賞に選ばれたものの「いかなる人間でも、生きながら神格化されるには値しない」と辞退。
これは、なかなか凄いことですよね。

最近の研究では、ノーベル賞の有力候補に挙がった時点で、サルトルは「断りの手紙」を送ったとされます。それが手違いで間に合わずに受賞が決定。結果的に選ばれてからの辞退になったそうですよ。

番組では、皆さんからの、お便りをお待ちしています。
おハガキは、〒107-8066 TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」まで。
お便りを採用させていただいた方には、クオカード三千円分と、CMでお馴染みの曲、「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

お待ちしています☆彡

    
TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。