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低みギャラクシー賞が決定!! 「脱水を終えたとはいえ、洋服はまだまだしっとりと濡れそぼっている状態。私はそんな衣服を着用し……」

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

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この夜の番組で放送されたのは、意識の低い振る舞い=「低み」を送ってもらう投稿コーナー「低み」スペシャル。その名も「低みギャラクシー賞」

番組に大量に届いた投稿の中から最も「低い」メールに、放送界で最も権威のある第54回ギャラクシー賞・ラジオ部門選奨のトロフィーのモノホン(を貰った人のみが発注できる予備トロフィー)をプレゼント!

1時間近くにわたって壮絶な「低み」メールのつるべ打ちが行われた結果、第1回「低みギャラクシー賞」に選ばれたのは「低みの中にも爽やかさがある」と評された「ヤマトゥー」さんの投稿に決定しました。

おめでとうございます!

(以下メール本文)

私は沖縄で会社員をしています。男の一人暮らしということもあり、家事は雑になってしまいがちです。その中でも最も面倒なのは洗濯です。休みの日はダラダラしてしまい洗濯ができず、平日は出社ギリギリまで眠って洗濯ができず。洗濯をサボりにサボって、いよいよ「着るものが無い朝」を迎えることが多くあります。

そのような場合、洗濯カゴにある洗濯を済ませていない衣服を引っ張り出し、2周目に突入するという選択肢もあるかと思います。しかし、私は比較的体臭が強いタイプで、靴下などは壊滅的なスメル。下着に至っては、強烈なするめスメルを放っているものまである始末。

「綺麗好きの面倒くさがり」という一見相反する二面性を持っている私は、このような衣服を身にまとって出社をすることをよしとしません。

そんな時に私は、沖縄という南国の気候と、バイクという通勤手段をフルに活用します。とりあえずその日着たい洋服をお急ぎモードで洗い、脱水まで終わらせます。脱水を終えたとはいえ、洋服はまだまだしっとりと濡れそぼっている状態。私はそんな衣服を着用し、バイクに乗って出勤します。濡れた衣服には、南国沖縄ならではの強烈な日差しが注ぎ、疾走するバイクの風を受けます。会社までの道のりは約25分。その間、県民の交通を支える県道58号線は、僕にとってでっかいコインランドリーとなり、衣服を乾かし、会社に到着する頃には許せるくらいまでには乾いています。

もちろん、直接日差しと風を受けない靴下や下着は特別な対応が必要です。靴下は手袋のように両手に装着し、パンツはミラーにかけて乾かします。赤パンツなどが風を受けてたなびくさまは、もはやスタイリッシュですらあります。おニューのパンツを購入する時に、普通の人であれば履き心地やデザインなどの評価軸があるかと思いますが、僕の場合は「たなびきやすさ」「たなびいた時に映えるカラーリングか」といった評価軸が存在します。

某ユニクロなどで、「あれたなびきやすそうだな~」とチェックしていたパンツを手に取っている人がいたら、「オッ、もしやあなたも…?」などと考えてしまうこともあります。

その他に、肘を開いて脇の部分を乾きやすくする、ズボンのポケットは外に出しておく、シートに面するお尻の部分は乾きが遅いので信号待ちの時には立って極力日差しが当たるようにする、等の工夫も必要です。どうしてもおしりのしっとり感は拭えませんが、元来おしりはしっとりしているものなのでそこは許容の範囲内です。

ここまで聞いて、「雨の日はどうするんだ?」という疑問が湧いた方もいるかと思います。雨の日は、「雨に降られたから濡れているのだ」という大義名分があるので大丈夫です。他にも濡れている人がいるので、濡れた衣服を着ていても違和感が無いのです。

むしろ、「雨で濡れたんだね、大丈夫?」という同情を集めることもできますし、「大丈夫!全然平気さ!さぁ今日も張り切って業務に取り組もう!」という態度を取ることで、不遇をものともしない強靭なメンタルとポジティブな人間性をアピールすることが可能となります。

この一連の行為をタマフルリスナーでもある友人に話したところ「低い!低い!」とののしられてしまいました。全くそんな意識が無かった私からしたら晴天の霹靂、といった感じです。むしろ生きていく上での知恵というか、伊藤家の食卓的な裏技といった風に認識していました。言われてみれば確かに低いような気もします。

宇多丸さん、私って低いでしょうか?

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ちなみに宇多丸さんはこの日、昨年6月のスペシャルウィーク以来、2年ぶり2度目のサングラス忘れ。

そこでありとあらゆる撮影テクニックを駆使して違和感なくいつもどおりの写真に仕上げました。

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特別ゲストは、低みの名キャッチャーことしまおまほ。投稿の内容に必要以上の理解を示し、時にはそれを上回る自分のネタを被せていくため、リスナーには「一番の低みはしまおまほでは?」と看破されてしまいました。損な役回りをすいません。そうしろと頼んだわけではないですが。

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たくさんの投稿ありがとうございました! 低い放送すいません! 来週から真面目にやります!

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映画評論コーナー「週間映画時評ムービーウォッチメン」で評論した映画は、人気アメコミキャラクターのシリーズ最終作となる『LOGAN/ローガン』

【映画評書き起こし】宇多丸、『LOGAN/ローガン』を語る!(2017.6.17放送)

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来週の映画は、『SR サイタマノラッパー』シリーズでお馴染み入江悠監督の最新作『22年目の告白-私が殺人犯です-』に決まりました。

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それではまた来週〜

文/古川 耕(構成作家)
写真/小荒井 弥(音楽ディレクター)

◆TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」第531回(2017年6月17日放送)放送後記

◆過去のタマフル放送後記はこちらから。