お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • コラム
  • 放送ログ

リカちゃん人形50周年 ヒットの秘密はプロフィールの設定

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今から50年前の1967年、リカちゃん人形が発売されました。「日本の女の子が、喜ぶ人形を作りたい」という想いのもと、現在のタカラトミーの前身、タカラの創業者、佐藤安太が製作。

当時、日本国内ではアメリカ生まれの「バービー人形」や「タミーちゃん」、 国産の「スカーレットちゃん」など、ソフトビニール製の着せ替えファッション人形が人気を集めていましたが、リカちゃん人形は、発売から2年後、早くも着せ替え人形のトップの地位を獲得。   
瞬く間に女の子の間に浸透していったようです。

では、なぜ、リカちゃんがヒットしたのか? 
その秘訣は、リカちゃんに、細かいプロフィールを設定した事。当時、男の子の間で大流行していた怪獣図鑑にならって、リカちゃんにも、女の子がワクワクするような、プロフィールが付けられたのです。
     
リカちゃんこと、香山リカちゃんは「明るくちょっぴりあわてんぼうな小学5年生。誕生日は5月3日で、身長142cm、体重は34キロ。好きな色は白とピンク。好きなお花はバラ。お菓子作りが大好き」
プロフィールがあるのはリカちゃんだけではありません。パパは、36歳のフランス人の音楽家「ピエール」さん、ママは33歳の日本人ファッションデザイナー「織江」さん。タカラトミーのホームページによりますと、現在は4歳のふたごの妹、さらには1歳の3つ子の赤ちゃんもいるようで、6人兄弟のようです。

こういったプロフィールを細かく設定する事で、リカちゃんにリアリティと親近感が増したのかもしれません。遊び道具ではなく、お友達やパートナーのような存在になりますよね。

では、なぜ50年もの間、愛され続けているのか?それは「時代の変化への対応力がある」からなんです。

リカちゃんは時代に合わせて、髪形や目の大きさ、表情などを変えているそうで、現在は4代目。初代の髪の毛は栗色。目の中には白い星が一つあって、少女マンガの世界から出て来たような、掘りの深い顔のヒロインでした。発売当初、髪型は外巻きカール、おさげ、ツーテールの3種類あったそうで、価格は当時600円だったそうです。1982年から登場した3代目リカちゃんから、髪の毛がサラサラのストレートヘアーになり、1987年に登場した4代目リカちゃんは、髪の色も、金髪さながら。80年代後半という事もあって、当時のアイドルのような小顔で、華やかな表情になっているという事です。
     
ちなみに、1997年には、様々な年齢のリカちゃんの人形をセットにした商品「リカちゃんのアルバム」が発売。そこに書いてある、リカちゃんの年表によりますと、リカちゃんは外交官の、フランツ・シブレーさんという男性と結婚。30歳の時に長女を出産するのですが、ご主人のシブレーさんが名付けに関して、こんな事を言うんです。

「リカ、君の素敵な名前を娘にも名付けたい」。

その結果、リカちゃんは長女にも「リカちゃん」と名付けてしまったようです。リカちゃんは永久に不滅ですね。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。