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ビートルズの勢いを止めた、ルイ・アームストロング

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

1971年のきょう、7月6日、「サッチモ」の愛称で知られるアメリカ人ジャズミュージシャンの、ルイ・アームストロングが69歳で亡くなりました。
そこで、けさは、アームストロングが晩年に遺した名曲をご紹介しました。

まずは、映画の中でも印象的だった、あの代表曲。「この素晴らしき世界」。

ベトナム戦争を描いた1987年のアメリカ映画「グッドモーニングベトナム」。民間人が無差別に殺されて、仲間のアメリカ兵士達も命を落とす中、ロビン・ウィリアムズが演じるアメリカ空軍のDJは、ラジオ放送で、ルイ・アームストロングのこの名曲をかけました。
「この素晴らしき世界」が発売された1967年当時、アメリカはベトナム戦争のまっただ中。66歳のアームストロングは、ハスキーボイスでこのように、歌い上げました。

「草木は緑で、赤いバラが咲き、空は青くて、雲は真っ白。この世は、なんて素晴らしいんだ」。

これは、大雑把な和訳ではありますが、平和を訴えているようにも聞こえる、この曲。なんと、イギリスで1位を記録するなど、世界中でヒットしました。

しかし、戦争中のアメリカでは、耳に痛い内容だったのか、100位にも入らず、売れなかったそうです。

そして、もう1曲は、1964年に発表された、当時63歳のルイ・アームストロングの名曲「ハロー・ドーリー」。この曲は、全米ナンバー1を記録。
それまで、チャートの1位を独占していた、ビートルズの勢いを止めたのが、なんと、当時63歳の、ルイ・アームストロングだったのです。

66歳の時に発表した「この素晴らしき世界」も含めて、晩年にも、ヒット作に恵まれました。生い立ちは貧しく、その後も黒人差別と戦うなど、大変苦労されたようですが、素晴らしいアーティスト人生だったのかもしれません。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。