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小池・都民ファースト躍進 コチョウラン農園の都議選

森本毅郎 スタンバイ!

注目の東京都議選から一夜明けたきのう3日、忙しさのピークを迎えたのが、当選祝い用のコチョウランを生産している方たち。この方たちの「選挙戦」を取材しました。「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる
「現場にアタック」
!!今日7月4日(火)は、レポーター近堂かおりが『小池・都民ファースト躍進 コチョウラン農園の都議選』をテーマに取材しました!

元々、6月末から7月にかけては、株主総会や人事異動、お中元と、いろいろあってコチョウラン農園はとても忙しい。そんな時期に重なった東京都議選。さいたま市にある『黒臼洋蘭園』は、全国でも指折りの出荷量を誇るコチョウラン専門の農園。専務の新井務さんに、注文状況を聞きました。

★都民ファーストの勝利で、大忙し!

新井務さん
「全国区でないとはいえ、小池都知事になって初の都議選ということで、みなさん注目しているところなので、どうしても今日納品したいということで、さっきも来られたんですが近くの花屋さんが、急に頼まれてどうしても今からでは間に合わないというということで、花屋さんがすでにもう何軒か取りにいらしています。まして今回、都民ファーストの会が圧勝、女性の方も36人と都議選で過去最多ということですから、結構使っていただけるかなと、やっぱり期待はしていますね。7月3日の友引と、6日の大安が出荷のピークじゃないかと思います。」

良いことは友引と大安を選んで行うといい。選挙明けきのう(7月3日)がちょうど友引だったので、みんな『今日中にお願いしたい!』。また都民ファーストの会の議席が予想以上こともあって、かけこみ注文が急増。

★咲き終わったあとも、大忙し!

じつはコチョウランは、選挙の当選祝いを送った後も、サービスがあるという。どうしてなのか。神奈川県の海老名洋蘭園の山口修さんのお話。

山口修さん
「初めてもらうと、コチョウランはすごくきれいなので嬉しいんですけど、1ヵ月、2ヵ月経つと一斉に花が終わってしまうんです。コチョウランは大きい鉢に入っていて、針金や発泡スチロールが入っているんです。それを分解して処分しないといけないので、初めてもらった方が処分するのにすごく手間がかかってしまう。1~2鉢なら問題ないんですが、もらう方は20鉢、30鉢いっぺんにもらうので、本当に困ってしまうんですね。」

花が枯れたからって簡単に捨てるわけにはいかないんですね!実はコチョウランは処分が大変!お店の新規オープンとか、独立などでコチョウランをもらった人から『コチョウランの処分って、どうすればいいの?』という問い合わせが結構あるそう。今回、都議選で初当選した方たちは、咲き終わったコチョウランの処分が、議員になって最初の大仕事になるもしれません・・・。(お花の業者や、廃品回収業者などが鉢の引き取り や処分のサービスをやっています)

★咲かせるまでは、タイヘン!

コチョウランは選挙があるともうかっていい…と思ったが、お祝いを贈る日に合わせて開花させるために、とても神経を使う仕事なんです。再び黒臼洋蘭園の新井さんのお話。

新井務さん
「開花させるのに6ヵ月かかりますので、苗を植えてから。苗になるまで2年かかりますので、タネをつけてから3年かかるんです。それでこの花を咲かせようと、開花室…温度が低い部屋なんですけど、開花室に入れて6か月後にやっと出荷なので、毎月のように6ヵ月先の苗を入れて仕事を回している状態なので。(今にらんでいるのは、内閣改造?)そのへんを合わせていかないといけないですよね。」

7月中にも内閣改造かと言われているいま、新大臣就任でもコチョウランの出番。また開花調整の日々になるんですね。

★小池さんに振り回されて、タイヘン!

新井さんたちは、コチョウランをタネから3年がかりで咲かせているそうです。苗になるまで2年かかって、最後の半年間は温室に移して温度を1℃ずつ調整して、花を贈る日にぴったり合わせて開花させているんです。そんなことで、先ほどの黒臼洋蘭園の新井さんもいろいろ心配はあるようですが、でも、いちばん心配なのは、大勝したあとの小池百合子都知事の動向のようでした。黒臼洋蘭園の新井さんのお話。

新井務さん
「本当は今さらなんですけど、豊洲市場のオープンなんていうのは、非常に楽しみだったんですけど、あれは何千鉢というコチョウランが動くという噂がありましたから、うちも正直な話、1千鉢という話ではなかったので。うちが1ヵ月でだいたい6千~7千鉢を出荷していて、そのうちの半分ぐらいを1ヵ所に持っていくとなると、3日ぐらい寝ないでもうやらなきゃだめかなっていう考えは持っていたんですけど…。今後向こうに移るのか、それとも築地を再開? どうなるのかというところがねえ…。」

豊洲移転に合わせて何千鉢の調整をどうしようかと計画を立てていたのに、白紙に。今後もどうなるか先が見えない。さらに東京オリンピックをめぐっても何かあるかも。コチョウラン生産者は、意外と政治の動きに左右されるんですね。


「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。