お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


いよいよ来週4月1日から!首都高速の新料金は高い?安い?

森本毅郎 スタンバイ!

森本毅郎・スタンバイ!ロゴ

忙しい朝でもニュースがわかる「森本毅郎・スタンバイ!」
(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)
7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」。本日3月22日(火)はレポーター田中ひとみが『首都高の料金改定』をテーマに取材しました!

現場にアタック(田中ひとみ)

現場にアタックレポーターの田中ひとみ

いよいよ来週4月1日から!首都高速の料金はどう変わる?

いよいよ来週4月1日の金曜日から首都高速の料金が新しくなります。
現場にアタック(首都高速新料金)
いったい今回なにが変わるのか。まずは改定のポイントを自動車評論家の国沢光宏さんに伺いました。

自動車評論家・国沢光宏さん
4月1日から料金が改定されるんですが、内容は大きくわけて3つあります。
●1つ目は、最高料金の引き上げです。普通車ETCの場合は、現在は、最低510円で、走った距離などに応じて、最高930円まで上がっていく仕組みです。これが、4月からは、最低料金は300円に引き下げられますが、一方で、最高料金は1300円にまで引き上げられます。
●2つ目は、今まで2種類しかなかった料金体系(普通車と大型車)が、5種類(軽自動車と普通車、中型車、大型車、特大車)に細分化されます。
●3つ目は、目的地まで、色んなルートがある場合、今までは、迂回すると、そのルートに応じて料金が決まりましたが、4月からは、走ったルートに関わらず、一番短いルートの料金になります。

だいたいわかりましたでしょうか?もちろん、首都高速側が「最低料金も設定し“利用重視の料金”」とか「渋滞時に遠回りして迂回しても一番安いルートで計算される」と言っているように、安くなる部分もあるのですが、上限金額は上がるわけで、全体的には、メリットとデメリットが入り交じっていて、少しわかりにくい料金改定となっています。(ちなみに、現金の場合は、今までは、1回乗れば「一律930円」だったのが、「一律1300円」となります。都心から郊外に向かう一部区間は安い設定の例外もあるのですが、実質の値上げ感は強そうです)ではこの新料金、どう考えたらいいのか?再び、国沢さんに伺うと・・・

田中ひとみ電話取材中

田中ひとみ電話取材中

専門家が指摘する首都高速料金改定の正体は?

自動車評論家・国沢光宏さん
色々メディアを見るとですね、最低料金が安くなるとか、迂回ルート使った時に有利になると話をしていますけど、根本的にはですね、930円から1300円の値上げだと思います。特に1番大きな問題だと思うのは、前回の値上げ、700円から930円になってから、4年4カ月しかたってない。ですから、そこから考えると、この4年4カ月の間に700円から1300円になるということで、こんな簡単に値上げができる公共料金は他にないと思うんです。なんで、これが許されているのか不思議です。例えばディズニーランド、お客さんがいるんで、500円上げたと非常に大きな問題になっていますけど、1年に何回行くかっていう話。それに比べると、自動車関連のお金って言うのは日常的に使うお金なので、こういうのを簡単にやっちゃうのはおかしいですよね。

最低料金の値下げや遠回りでも安いメリットばかりが取り上げられますが、それは値上げをわからなくする細工だと、厳しく指摘していました。「そうだ!」という世の中のドライバーさんの声が聞こえてきそうですが・・・では実際、街の一般ドライバーのみなさんは来週からの新料金についてどう捉えているのでしょうか。

首都高節約して牛丼食べたい!?新料金への怒りの声

1300円はちょっと抵抗ありますね。値上げは仕方ないにしても幅が大きい気がする。
高いなとは思います。昔700円とか安かったですから。あとは渋滞さえ緩和してくれればしょうがないかなとは思いますけどね。
ひと昔前は一定金額で首都高金額決まってましたよね。それから区間事に変わりました。ちょっと何回も変わりすぎると不便。納得した上で払いたいので、正直370円は、エッて感じではないが、それが何回も使うことで溜まって結果的にエッってなりますね。
そこまで3百何十円もあがっちゃうと吉野家で牛丼にみそ汁つけられますからベラボウ。だからもうルートかえて下道で帰るような、首都高もったいなくて使わないですよね。

「しょうがないけど、きつい」、これが総意でした。ちなみに、最後の吉野家で牛丼並とみそ汁が買えるというお父さんがいましたが、正確に言うと、いま牛丼が380円でみそ汁が60円なので、今回の値上げ幅では買えないのですが、それぐらいの負担感があるという認識だということでしょう。

いまのは一般ドライバーの意見でしたが、お仕事で首都高を使うドライバーにもそれぞれの声がありました。

値上げが危険運転を誘発するリスクも!?運送業の悲鳴

ダンプ乗ってます。仕事で影響するので、困りますね。単価が1回いくらっていうのが決まっているので、その料金が下がってきているのに、高速があがってきているので、給料がマイナスになっちゃう。会社にトラックの維持とか払って貰っている分、会社に入るお金は一緒でないと会社がやっていけないので、給料が下がるんです。でも、みんな乗らないと仕事にならないので、寝ないで1回多く走るとか、
職業かえようかと思うくらい、それぐらい困っています。
タクシードライバーです。私たち行くときはお客さんが払ってくれるけど、行って帰りは自腹だから、会社から出ないから、苦しくなるね。私たちは綾瀬の方だから用賀から加平で降りれば1300円。早く帰って次のお客さん乗せたいから、どうしても高速使っちゃいますよ。1300円にはかえられないよね。

タクシーのドライバーの方もいっていましたが、自己負担をせざるを得ない会社の従業員にとってはシワ寄せがいきかねないとあって、新料金体系、決してメリットを感じている人ばかりではありませんでした。

(取材・レポート:田中ひとみ)

TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」は月~金6:30-8:30放送中。
AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「 radiko 」でもお聞きいただけます!
番組へのメールは→ stand-by@tbs.co.jp