お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

災害が起こりやすい地名は「萩」「荒」「柿」が付いている!?

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラム。今日は「関東の梅雨明け情報・天気にまつわる地名」についてお話頂きました。

関東の梅雨明けはどうなる?
もう、ほぼ梅雨明けしてますよね…。
梅雨明けは7/14(金)もしくは7/15(土)と予想していますが、気象庁の週間予報では16(日)、17(月)に曇りマークが…気象庁の担当者は、その先の梅雨明けを考えているのでしょうか。ただ、予報で梅雨明け日を考えると、ここ1週間のように予報がハズレて晴れることも…。それなら、「7日間のうち晴れて30℃以上の日が5日あれば梅雨明け」と、実況経過で発表するのがいいと思うんですよね。この方法なら、今年は9(日)には梅雨明けを発表できていました。

天気にまつわる地名・「日向」
日向と書いて、「ひゅうが」や「ひなた」と読む地名が全国各地にあります。日なたぼっこの日なたです。これらの地名を調べると、大半が太平洋側。つまり、日照時間が多い所に目立っています。宮崎県の日向(ひゅうが)市は有名ですが、ここは那覇よりも日照時間が多いんです。

「大山 (別名)あふり山」
神奈川県西部にある大山(おおやま)は、別名、あふり山と言われます。あふり山の由来は、雨降り。雨降り、雨降り、あふり…となって、あふり山。近くにある相模湾からの湿った風が山にぶつかり上昇気流となって、雨雲になるため、雨がよく降ります。山にある阿夫利神社は、古来から雨乞いが行われる神社だったそうです。

埼玉県の寄居町にある「風布(ふうぷ・ふっぷ)」
秩父山系の山あいにある里なのですが、“風”によって雲が白い“布”のようになびくことから、この地名が付いたと言われているそうです。風布は小さな盆地で、冷えた重い空気は下に落ちてたまります。その際に水分が冷やされて、低い所に雲が出ることが、たびたびあるんですね。個人的にとても好きな地名です。

「災害」に関係している地名
例えば、赤坂からすぐ近くにある「溜池」という地名。もともと江戸時代に人工的に作られた溜池で、明治時代に埋め立てられた場所です。土地が低いため、水が集まってきやすいんです。以前、台風の際、地下鉄の溜池山王駅が浸水したこともあります。

過去の災害が地名に関係している可能性も
「萩」がつく地名は…地肌を「“はぎ”とられる」からきているとか。
「荒」…川が荒れる、暴れる。
」…土地が「“かけ”る」。
「蛇・龍」…過去に大規模な土砂災害が発生しているケースが多い。特に蛇は、土砂が流れていくのを表している場合も。
「鷹」…「滝」の意味を持ちます。急な傾斜地や崩壊の危険がある場所を示すそうです。
「梅」…「“埋め”る」の意味を持っていて、埋立地であったこと、土砂崩れの土で埋まったところを示している可能性も。

もちろん、これらの漢字の地名がすべて災害に関係しているわけではありませんが、自分の住んでいる地名はハザードマップと並べて一度調べてみても良いかもしれません。ただし、現在は地名が変わっている可能性もあるので、過去の地名を調べるのがコツ。

20170713生活は踊る