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今年の夏のBGMは「AOR」でいこう!オススメの4アルバムを紹介!

ジェーン・スー 生活は踊る

70年代から80年代にかけて流行した「AOR」。今、再びブームの兆しをみせています。音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんがオススメのAORアルバム4つを紹介しました。

青果圧は踊る20170714

高橋芳朗のミュージックプレゼント オススメのAORアルバム特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20170714112227

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
今日のテーマはこちらです。「今年の夏はこれで決まり! いま再び盛り上がるAOR推薦アルバム特集」。本日は、今年の夏のドライブやレジャーのお供におすすめの最新アルバムを紹介したいと思います。一般的に夏に相性の良い音楽としてはレゲエだとかブラジル音楽なんかがあがってくると思うんですけど、今年のトレンドはずばりAORでしょう!

【ジェーン・スー】
あ、そうなんだ?

【高橋芳朗】
うん。AORとは「Adult-Oriented Rock」の略で、直訳すると「アダルト志向のロック」という感じですかね。その名の通り、アーバンで洗練された大人のロック。1970年代後半から1980年代初頭ぐらいにかけて流行したジャンルで、イメージとしては1980年に100万部を超える大ヒットになった田中康夫さんのベストセラー小説『なんとなく、クリスタル』。

【堀井美香】
ああーっ!

【高橋芳朗】
堀井さんが思わず叫びました。

【ジェーン・スー】
今日は堀井さんが水を得た魚のようなんですよ。「AOR、それなら私もわかる!」って。

【高橋芳朗】
『なんとなく、クリスタル』のお話のなかなかにバンバン出てくる音楽がAORです。

【堀井美香】
AORを聞いてドライブに、まだフジテレビができていない更地のお台場に行きました。

【高橋芳朗】
うわー、時代だなー!

【ジェーン・スー】
でもさ、それって90年代前半の話でしょう?

【堀井美香】
そうですね。94年とかだったかな?

【ジェーン・スー】
そうですよね。だからすでに1回目のAORリバイバルってことですよね。

【高橋芳朗】
でもAORって時代問わずドライブデートのBGMの定番だからね。

【ジェーン・スー】
「Heart Of Mine」って感じだよね。

【高橋芳朗】
ボビー・コールドウェルね(笑)。で、このAORがここのところ再評価の機運が高まっておりまして。往年の名曲を集めたオムニバスアルバムだったり、当時の雰囲気を再現したネオAORとでもいえるような作品がたくさんリリースされているんです。今日はそんななかから、あなたの夏に爽やかな風を運ぶ最新おすすめAORアルバムを3枚ほど紹介したいと思います。まずはその前に、AORがどんな音楽なのかを理解してもらうために代表的な作品を1曲聴いてもらいましょうか。AORの代名詞的アーティストですね、堀井さんも大好きなボズ・スキャッグスの1976年のヒット曲「Lowdown」です。

M1 Lowdown / Boz Scaggs

【高橋芳朗】
堀井さん、90年代当時のころを思い出していただけましたでしょうか。

【ジェーン・スー】
MZA有明とか行ってたんでしょ?

【堀井美香】
MZA有明に行って「ここにフジテレビができるんだよ」って女の人が言ってました。

【高橋芳朗】
それ、ぜったい女の人じゃないでしょ(笑)。ではさっそく推薦AORアルバムその1、いってみましょう。1枚目はオムニバスアルバムで『Seafaring Strangers: Private Yacht』。6月末ぐらいにリリースされたばかりです。これ、タイトルを直訳すると「船の上の見知らぬ者たち」みたいな感じになります。ここでちょっとお断りしておくと「AOR」は和製英語で、たとえば海外のレコード屋さんに行って「AORのCDください」って言っても基本的には通用しません。

【ジェーン・スー】
うん。

【高橋芳朗】
欧米でそういうAOR的な音楽がなんと呼ばれているかというと、いまだと「Yacht Rock」って言われてるんですよ。

【ジェーン・スー】
へー! ヨットの上で聴いてそうな音楽だから?

【高橋芳朗】
まあ、そういうことかな。AORみたいな音楽は主にアメリカ西海岸で盛んだったから、カリフォルニアの青い空と海を連想させるというところからきてると思うんですけどね。だからこのオムニバスアルバムのタイトル「船の上の見知らぬ者たち」がなにを意味しているかというと、「AORの貴重音源を集めたアルバム」ということですね。相当マニアックな内容になっていますが、初心者でもまったく問題なく聴けると思います。この『Seafaring Strangers』から1曲紹介しましょう。

M2 Never Gonna Let You Go / Michael Miglio

【高橋芳朗】
続いて推薦AORアルバムその2。これもオムニバスアルバムですね。タイトルは『Too Slow to Disco Vol. 3』。これも数週間前に出たばかりです。さっきの貴重音源を集めた『Seafaring Strangers』に対して、こちらは有名曲とレア曲がバランスよく配分されている感じですね。ここからも1曲かけましょう。

M3 Take It Easy / Archie James Cavanaugh

【高橋芳朗】
では最後、推薦AORアルバムその3は、往年のAORサウンドをいまに継承するアーティストとしてフランスのアル・サニーを。名前からして爽やかですね。彼の5月にリリースされたデビュー・アルバム『Time To Decide』から1曲紹介したいと思います。

M4 Don’t Let Nobody Know / Al Sunny

【ジェーン・スー】
このアル・サニーは日本で人気出そうですね。日本人にめちゃくちゃ受けそうなタイプ。

【高橋芳朗】
そうね。ただこれ、アナログと配信のみのリリースなのでご注意ください。あと補足しておくと、『生活は踊る』だとAOR的な音楽は比較的月曜日にかかることが多いですね。そちらも楽しみにしていただけると。

【ジェーン・スー】
小笠原亘の日だね。

【高橋芳朗】
「アダルト・小笠原・ロック」ですね。

【ジェーン・スー】
なるほどね、AOR。

【堀井美香】
うえー、嫌だわー。

【ジェーン・スー】
亘、調子に乗っちゃうよ!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

7/10(月)

(11:03) Just The Two of Us / Grover Washington Jr. feat. Bill Withers
(11:14) Laughing Gas / Michael Franks
(12:16) Never Givin’ Up / Al Jarreau
(12:51) From The Lonely Afternoon / Flora Purim

7/11(火)

(11:03) Something About You / Level 42
(11:43) 愛は光 / Negicco
(12:17) Fooled by a Smile / Swing Out Sister
(12:51) 守りたい 〜この両手の中〜 / 村上佳佑

7/12(水)

(11:03) Been to Canaan 〜なつかしきキャナン / Carole King
(12:16) Nothing Seems to Matter / Bonnie Raitt
(12:51) You Turn Me On I’m a Radio 〜恋するラジオ〜 / Joni Mitchell

7/13(木)

(11:04) The Drifter / Roger Nichols & The Small Circle of Friends
(11:16) I Could Be So Good to You / Don & The Goodtimes
(12:20) You’ll Be Needing Me Baby / Nino Tempo & April Stevens
(12:51) I Believe in Her / The Tradewinds

7/14(金)

(11:03) I’m in Love / Evelyn King
(11:43) Love’s Comin’ at Ya / Melba Moore
(12:15) Do it to the Music / Raw Silk
(12:49) Never Give You Up / Sharon Redd