お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

地域特有の天気は観光資源! 雲海テラス・虹予報・雷都・あつべえ…街おこしになっている

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラム。今日は「天気の最新情報と観光資源になる天気」をテーマにお話頂きました。

珍しいTシャツの駒田アナ

珍しいTシャツの駒田アナ

梅雨空が戻ってきた
梅雨が戻ってきたような天気が続いています。先週の時点で、7月末は夏の高気圧が弱まることは分かっていたので、先週(19日)の気象庁の梅雨明け発表はタイミングが悪かったのでは!?7月5日から晴れて暑い日が続いていたので、そこで梅雨明けを発表しておけば良かったのに・・・今後、暑さは戻ってきますが、来週にかけては夏の高気圧が不調なんです。曇りや雨の日もあって、ずっと暑いわけじゃなさそうなんですね。しかも、天気を不安定にさせる黒子がいます。「台風5号」です。まだ日本の東で離れていますが、今後は西に進んで、今週末に小笠原諸島に近づいてきそうです。ただ、その後の進み方はまだ読めないんですね。ちょうど夏の高気圧が西と東に分かれて、その間に台風が挟まれ、動きは複雑に。高気圧の力関係しだいで進路が変わる、「指示待ち台風」になりそうです。来週あたりまでは、小笠原諸島~関東の間でウロウロしている可能性があります。今後の予報に注意しましょう。

天気は観光資源になる!
天空の城とも言われる「兵庫県の竹田城」など、今は雲海ブームですよね。この「雲海」を名物にして、お客さんにきてもらっているのが北海道のトマム。夏場、使っていないスキー場で雲海を見られるようにして、売りにしています。「雲海テラス」と名付けたところまでゴンドラで上がって、見ることができるんです。HPには、その日の雲海予報が掲載されています。実は、関東でも埼玉県の秩父が、雲海の観光スポットになりつつあるそうです。主に見られるのは、春と秋ですが、昨年の7月・8月の出現率は33%。夏も3日に1日くらいは見られる状況でした。雲海の正体は霧や低い雲なので、ちょっと高いところに登ると見えることがあります。(高尾山でも見られることも)。ねらい目は、前日に雨が降った、風の弱い晴れた朝です!

続いて、滋賀県。ここは、「虹」を売り物にしようとしているんですね。虹が見える期待度を教えてくれる「虹予報」というものをやっているほど。なぜ虹がよく見られるのかと言うと、滋賀県は夕立が多いんです。短時間で降って、雨雲が離れ、そこに太陽の光が当たって虹が見えることがよくあるんですね。あと、琵琶湖周辺は遮るものがないので、虹が見えやすいのかも。

関東だと、栃木県の宇都宮市が雷を売りにしています。宇都宮は、夏場とにかく「雷」が多いんです。それで、「雷都」(ライト)と呼んで、名前を付けたお菓子やお酒を売ったりしています。

熊谷はキャラクター「あつべえ」を作るなど、10年ちょっと前から暑さを売りにしてきました。暑いことで観光にマイナスになるのでは?という声もあるそうですが、大きな温度計を観に来たり、名物のかき氷を食べに来たりする人が増えて、人を呼ぶ効果はあったそうですよ。

珍しい天気や、困っている天気を逆手にとるなどして、街の売りにするのは、どの地域も考えてもいいのかもしれませんね。