お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

今「グランピング」が人気!アウトドアブーム再燃?

森本毅郎 スタンバイ!

世間では夏休みという方もいらっしゃると思うんですが、夏休みだからこそアウトドアを楽しまれる方も多いと思います。先日発表されたオートキャンプ白書によりますと、ここ数年で日本のキャンプ人口が増え続けているらしいんです。その中でも“グランピング”という言葉が流行っています。8月3日(木)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で『アウトドアブームの実態』について取材報告しました。

★手軽に贅沢に楽しめるグランピングが流行中

まずは、一般社団法人日本グランピング協会の会長 松本寛さんのお話です。

日本グランピング協会 松本寛さん
グランピングは、造語が通説になっていますが、その言葉の成り立ちは別にして、私どもが考えるグランピングというのは“いいとこ取りの自然体験”。言い代えれば、自然を体験できる宿泊施設で、ホテルに泊まっていても自然を体験したい方やアウトドアを体験したい方でも安心安全に楽しまれたい両方の要求に応えられるのが“グランピング”と思っております。アウトドアリゾート、テント風の建物に泊まってその場所の自然を楽しむという、幅の広いお客様にグランピングを楽しんで頂けるので利用者が多い理由だと思います。

グランピングは魅力的な、という意味の“グラマラス”と“キャンピング”を合わせた造語です。テント設営や食事の準備の必要がなく、野外でも快適に過ごせる体験型旅行のことで、およそ10年前から海外で流行り始め、ここ数年で日本でも浸透し始めています。

★ビルの屋上で楽しめるグランピング施設が誕生!

そして、今ではこんな意外なところでも楽しめます。ワイルドビーチ新宿の原田直人さんのお話です

ワイルドビーチ新宿 原田直人さん
ワイルドビーチ新宿は、新宿ルミネエスト屋上で運営しているBBQ会場です。さらに手軽にグランピングが楽しめますので、流行のフォトジェニックな雰囲気でお写真も楽しめる施設ですので、手ぶらでお越しいただいて、その場で何もせずに楽しめる、アウトドア初心者の方でもお楽しみ頂けるプランをご用意しています。屋上に、15トンの白い砂を敷き詰めたビーチがございますので、お店の中に一歩入った瞬間にみなさま言うのは、もう歓声です。“うわ、すごい!めちゃめちゃフォトジェニック”と皆さまおっしゃいます。

都心の新宿駅直結のビルで、グランピングが楽しめるんです。今年4月にできた施設でBBQやお酒が楽しめて、昨日実際に行ったんですが雨だというのに大盛況!お客さんは圧倒的に女性が多かったです。今月20日には水着で女性限定のイベントも開催されます。

最初からテントが張られているから、お手軽!

最初からテントが張られているから、お手軽!

テントの中に入ると豪華な家具や雑貨があります。

テントの中に入ると豪華な家具や雑貨があります。

★手に取りやすい値段で、広がるアウトドアの窓口

更に、グランピングから派生してこんな動きもあるそうです。株式会社ロフト広報の横川鼓弓さんのお話です。

ロフト 横川鼓弓さん
アウトドアでキャンプというとハードルが高いと思われる方が多いと思うんですが、今本当に気軽に楽しんで頂けるグッズがたくさんあるんですね。ベランダでキャンプ、近くの公園で“おしゃピク”、いつもの食卓ではなくアウトドアで楽しむ食事、会話がおしゃれだという感覚になっているので、それをSNSにあげられるという方が本当にこの春夏、多く見られました。

“おしゃピク”はおしゃれなピクニック、ベランダでキャンプを“ベランピング”と呼び、新しい言葉が生まれています。
グランピング施設に行くまでの気力はないけど、気軽におしゃれなアウトドアを楽しみたい層が増えていることから、さまざまなグッズが登場しています。おしゃれなアウトドアを写真として残したい方も多いようです。

横川さんと。とても軽い食器やおしゃれな間接照明も!

横川さんと。とても軽い食器やおしゃれな間接照明も!

★アウトドアに興味なし?写真映えが一番!

そんな中、実際にグランピング施設ワイルドビーチ新宿に来ていた方にお話を聞きました。

●「インスタで写真を見て、この施設に来たいと思ったので友達誘って来ました。ここだとやっぱりインスタ映えするので、ご飯やお酒とかより、もはや写真を撮るためだけに来てます。ちょっとお酒飲めて写真も撮れるからいいよねって、雨でも入っちゃいました。」
●「(今、何してました?)インスタ用に写真撮ってました。ブランコとかもさっきあったので、そこで写真を撮る予定です。(普段アウトドアに興味とかありますか?)ないです!全く!」

実際に、グランピング施設に来ているお客さんに話を聞くと、アウトドアと言うよりは写真を撮りに来た女性が多かったです。

”天使の羽”の写真スポットが特に人気なようです。

”天使の羽”の写真スポットが特に人気なようです。

★グランピングの共通基準を作る動きも!

このように幅広い層に浸透しつつあるグランピング施設ですが、その人気とは裏腹に喜べない実情もあるようです。再び、日本グランピング協会の松本さんです。

日本グランピング協会 松本寛さん
グランピングとおっしゃるグランピングというのが、玉石混交で、それぞれの解釈でやっております。お客様がどういう風にご利用されてもお楽しみになることも自由ですが、グランピングを提供するものとしてはある程度理解した、あるいはカテゴリをきちっと作って提供しないと、グランピングと名前さえつければなんでもいいという行動は避けたいですね。今グランピング協会は明確な基準をなんらかの形で作ろうとしているところで、皆さんの施設を勉強させていただいて、日本におけるグランピング施設はこういうものですというのをつくろうとしています。

最近、こういったさまざまな施設が増えている中で、事業者とお客さんは何がグランピングなのか理解していない場合もあるそうです。本来の自然を楽しむグランピングを体験して欲しい、一過性のブームとして消費されないように定着させる活動をしていきたいとお話されていました。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!