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発酵食品の日

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

8月8日は「発酵食品の日」
制定したのは、健康食品などを手掛けている会社だそうです。「発酵食品には無限の可能性がある!」ということで、「発酵」の「八」と、末広がりの「八」が並んでいるこの日が、「発酵食品の日」になりました。
     
「発酵」とはそもそもなんなのでしょう。
簡単に言ってしまいますと、食材についた微生物たちの働きで、物質が変化することを「発酵」と言います。ただ、ここで大事なのは、その変化が、私たち人間にとって良いものかどうか。変化することによって、おいしいものや体にいいものになるなら、これを「発酵」といいますが、人間にとってよくないものになるなら「腐敗」と分類されるそうです。まあ、微生物さんたちにとっては迷惑な話ですよね。「人間のためにがんばろう」とも「人間に悪さをしてやろう」とも思っていないのに、勝手に分類されてしまうわけですから。

さて、微生物の働きによって、元の食材にはなかった新しいおいしさを身につけた、発酵食品。どんなものがあるのでしょうか。

日本でしたら、しょうゆ、みそ、納豆、酒、酢、みりん…外国生まれの食品でしたら、チーズ、ヨーグルト、キムチ、それから、独特の食感が魅力の「ナタデココ」、ピザやパスタのアクセントになる「アンチョビ」といったものもあります。

そして、ドイツの食卓には欠かせない「ザワークラウト」も発酵食品です。よく、ソーセージに添えてある塩漬けのキャベツが「ザワークラウト」キャベツを千切りにして、塩漬けにしてから、乳酸発酵させてつくります。
大航海時代の十五世紀なかば、「壊血病」という病気によってたくさんの船乗りが命を落としましたが、ザワークラウトを食糧のひとつとして船に積み込むようになってから、この病気になる船乗りが減っていったそうです。ずっと後になってわかったことですが、「壊血病」の原因は、ビタミンC不足でした。長い船旅では、新鮮な野菜や果物をとるのが困難でしたが、ザワークラウトなら保存がきき、発酵の過程で、生のキャベツよりもビタミンCも多くなるので、病気の予防に役立ったのです。

おいしいだけではなく、私たちの健康に役立ってくれる発酵食品、毎日の食事に、どんどん取り入れていきたいものですね。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。