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あの伝説のスポーツ実況の舞台裏

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

1936年の8月11日。
オリンピック・ベルリン大会・女子200メートル平泳ぎ決勝で、前畑秀子選手が優勝しました。この決勝で、ラジオ中継を担当していたのが、河西三省アナウンサー。「前畑がんばれ!」を何度も繰り返すという前代未聞の実況が、日本で聴いていた人たちに大きな感動を与えました。この歴史に残る名放送にちなんで、今日8月11日は「スポーツ中継の日」に制定されています。

ここTBSのアナウンサーの皆さんの間では、「スポーツ実況のお手本」と言われている有名な実況があるそうです。
1971年10月15日。巨人―阪急の日本シリーズ第3戦。担当したのは石井智アナウンサーでした。
この試合は、9回裏に、王貞治選手が逆転サヨナラ3ランホームランを放つという、劇的なラストを迎えました。石井アナウンサーはこのとき、まずホームランの様子を伝え、そのすぐあとに、打たれた阪急・山田久志投手の様子を伝えます。

「山田動けない。山田動けません」

こうした場面では、ホームランを打った選手に目を向けるのが普通でしたが、石井アナウンサーは、打たれた山田投手がマウンドに膝をつく様子も的確に伝えたのでした。
スポーツには、勝者もいれば敗者もいます。
光と影の両方を伝えることで、聴く人たちに、よりリアルな臨場感を与えることができたのかもしれませんね。

さて、ドラマティックな実況もあれば、ほのぼのとした実況もあります。
TBS小笠原亘アナウンサーは、お客さんの様子に注目しました。プロ野球広島戦、観客席の中で中継していたので、お客さんが食べていた「幕の内弁当」を実況。すると、「臨場感がある」「スタンドの状況もよく分かる」と、局内で話題になったそうです。

アナウンサーが何に着目し、何を伝えるかで、試合の面白さも大きく変わってくるスポーツ中継。今後、どんなアナウンサーがどんな名シーンを実況してくれるのでしょうか。そのプロの技にも注目しながら、スポーツ観戦を楽しんでまいりましょう。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」
月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。