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ダニ20匹が6週間で3110匹に! 夏の対策ポイントは「死骸」

ジェーン・スー 生活は踊る

東京では17日連続で雨が降るなど、ぐずついた天気が続いて体調を崩したりしていませんか?一方、そんなときに元気になるのがダニ。ダニは春から夏にかけて増殖を始め、この8月もまだまだ対策が必要です。今回は住まいのダニ対策や環境整備を20年に渡って研究しているNPO法人「東京アレルギー・呼吸器疾患研究所・環境アレルゲン研究班に所属する白井秀治さんに「夏の正しいダニ対策」について教えていただきました。

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いるだけでは無害でも、死骸が悪影響

ダニは一般的には、気温と温度が上昇する夏に増殖します。梅雨時には繁殖が最も活発になるので、その後の夏場にはダニ数は多くなるのです。特に寝具は人との接触が多くダニも多いです。また、日本の一般的な家屋からは約10種類程度のダニが見つかり、その中でも圧倒的に多いのが「チリダニ」と言われるダニ。このチリダニは人を刺すことや寄生することはなく、いるだけでは無害ですが糞や死骸がアレルギーの原因となります。※家の中には刺すタイプのダニもいます。

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小さく見える点々がダニ。3~4mm程度で普段はなかなか気づくことはできません。

20匹が6週間で150倍の3110匹に増殖

布団の手入れをしないとどのくらい増えるのか。数年使用された布団全体では、数万匹ということもあります(実際には全部を数えることは出来ないので、一部を数えて全体の数として推計)。環境が整えば20匹が6週間で150倍の3110匹に増殖した例もあります。特に人との接触時間が長く、大きさも大きい寝具のダニ対策が最も重要なんです。また、あまり手入れをしない「ぬいぐるみ」もダニの温床となります。
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※星の砂のように見えますが、全てダニです。

駆除するには天日干しだけでは不十分!50℃以上の加熱が必要!

実は布団の天日干しでダニがすぐに死ぬということはありません。温度の低い裏側へ移動してしまいます。ただ、天日干しは、布団を乾燥させダニが増えにくくなるので、行うこと自体に意味はあります。タオルケットなどを洗濯してもダニは死にません(実験では100匹中、4匹しか駆除できず)。ただ、糞や死骸などアレルギーの原因となる埃を除去してくれる意味では効果はあります。殺すという意味では、やはり衣類乾燥機や、布団乾燥機などによる加熱が有効です。50℃以上では20〜30分で死亡し、温度が高くなれば、短時間で死にます。ダニは気温25℃以上、湿度60%以上で繁殖しますが、高温と乾燥には弱いんです。乾燥機がない場合はコインランドリーの乾燥機で20分以上かけるか、 掃除機で吸引すれば数は減らすことはできます。

やっつけたあとは、死骸の除去もしないと、アレルギーの原因となりますので、換気や掃除を忘れずに!