お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

ジャズからロックまで。鍵盤打楽器「ビブラフォン」とは?

ジェーン・スー 生活は踊る

鍵盤打楽器「ビブラフォン」。独特な清涼感があるこの楽器がどんな音楽に使われてきたのか。音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんが解説しました!

生活は踊る20170818

高橋芳朗のミュージックプレゼント ビブラフォン特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20170818112211

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
今日のテーマはこちら! 「納涼サウンドシリーズ〜クールな音色の鍵盤打楽器、ビブラフォン特集」。スティール・パン、多重録音ソング、先週のウクレレと続いた納涼サウンドシリーズの第4弾です。皆さんはビブラフォンがどんな楽器だかわかります?

【ジェーン・スー】
鉄琴?

【高橋芳朗】
そう、鉄琴の一種ですね。

【堀井美香】
へー! そうなんですか。

【高橋芳朗】
特徴としては、金属の音板の下に電動のファンがついた共鳴菅(パイプ)が並んでいます。

【ジェーン・スー】
トイレットペーパーの芯みたいなのを想像してもらえれば。

【高橋芳朗】
うん。で、そのファンを回転させることによって音にビブラート(震え)をかけるんです。

【ジェーン・スー】
あ、それでビブラフォンっていうんだ?

【高橋芳朗】
その通り。

【ジェーン・スー】
なるほど、はじめて知りました。

【高橋芳朗】
さらにペダルもついていて、それで音の余韻を調整することもできると。

【ジェーン・スー】
ピアノと同じですね。

【高橋芳朗】
そうそう。で、温かみのある音色の木琴に対してビブラフォンは無機質でクールな音なんですね。それがビブラートされる/揺れることによって、あの独特の清涼感を生み出しているわけです。

【堀井美香】
へー。聴いてみたい。

【高橋芳朗】
今日はそんなビブラフォンの魅力が味わえる曲をジャンル別に4曲選んでみました。まずはジャズ編から、ジャズビブラフォン奏者の第一人者といえるミルト・ジャクソンの1965年の作品で「Flying Saucer」を。こちらはニューヨークの近代美術館で行われたコンサートのライブ録音になります。

M1 Flying Saucer (Live) / Milt Jackson

【ジェーン・スー】
かっこいい!

【高橋芳朗】
やっぱり涼しげでしょ?

【ジェーン・スー】
涼しいですねー。

【高橋芳朗】
続いてはファンク編。ビリー・ウッテンの1972年の作品で「We’ve Only Just Begun」。カーペンターズのカバーですね。これもインディアナポリスの小さなクラブで録音されたライブ音源になります。この曲が入ったアルバムはレア盤/貴重盤として有名で、90年代に入ってから発掘/再評価されたという経緯があります。

M2 We’ve Only Just Begun (Live) / Billy Wooten

【ジェーン・スー】
いいですね、「ソーダ水に浮かぶ恋」という感じ。

【高橋芳朗】
さすが売れっ子コラムニスト。

【ジェーン・スー】
手垢のついたコメントですいません。

【高橋芳朗】
いえいえ。ありがとうございます。

【ジェーン・スー】
堀井さん、起きてますか?

【堀井美香】
もうすっかりくつろいでまーす(笑)。

【高橋芳朗】
3曲目はJ-POP編として小島麻由美さんの「恋の極楽特急」を。1995年の作品です。小島麻由美さんのデビューアルバムにして名盤『セシルのブルース』のなかでも特に人気が高い曲ですね。中盤のビブラフォンソロに注目して聴いてください。

M3 恋の極楽特急 / 小島麻由美

【高橋芳朗】
最後はロック/ポップス編。ロックではスティーリー・ダンにビブラフォンを使った曲が多いんですけど、今回はあえてこちらを。マーク・エリックの「Where Do The Girls Of The Summer Go?」。1969年の作品です。この曲は『A Midsummer’s Daydream』(真夏の白昼夢)というソフトロックの名盤に収録されている曲になります。音楽的にはビーチ・ボーイズのフォロワーみたいな感じかな。

【ジェーン・スー】
なるほど。

【高橋芳朗】
で、タイトルの「Where Do The Girls Of The Summer Go?」(夏の女の子たちはどこに行ってしまったのだろう?)にもあるように、夏の終わりに聴くとしっくりくるような甘美で幻想的な曲です。

M4 Where Do The Girls Of The Summer Go? / Mark Eric

【ジェーン・スー】
別に行ったこともないけど、ハンプトンみたいなアメリカの避暑地でボーッと過ごしている姿を思い浮かべますね……さて、来週のスペシャルウィークはどんな感じですか?

【高橋芳朗】
来週は納涼シリーズの完結編として、レゲエのリズムを使ったポップスをノンストップミックスでお届けします!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

8/14(月)

(11:05) Rikki Don’t Lose That Number / Steely Dan
(11:46) Old Days / Chicago
(12:19) Coyote / Joni Mitchell
(12:51) On The Swing Shift / Ned Doheny

8/15(火)

(11:07) The War Song / Culture Club
(11:44) Don’t Work That Hard / Scritti Politti
(12:15) Lay Your Hands On Me / Thompson Twins
(12:51) Everyday I Write The Book / Elvis Costello & The Attractions

8/16(水)

(11:06) Rain from the Sky / Delroy Wilson
(12:16) Perfidia / Phyllis Dillon
(12:51) Sitting in the Park / Hortense Ellis

8/17(木)

(11:06) I Got You (I Feel Good) / James Brown
(12:22) Rescue Me / Fontella Bass

8/18(金)

(11:04) Ain’t Nobody / Rufus and Chaka Khan
(11:15) Get It Right / Aretha Franklin
(11:43) Save the Overtime / Gladys Knight & The Pips
(12:17) Got a Date / Dionne Warwick