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【相談】40代独身、80代の母と2人暮らし。「お先真っ暗だ」と何事もマイナスに考えてしまいます。

ジェーン・スー 生活は踊る

ラジオパーソナリティ・作詞家・コラムニストのジェーン・スーさんが皆さんの悩みにお答えする人生相談コーナー「相談は踊る」。TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」の中でお相手のアナウンサーと共に毎日相談に答えたり一緒に悩んだりしています。

8月21日から25日まではスペシャルなゲスト回答者と共にお答えする「相談は踊るスペシャル」! 第一弾はラジオ界の生きる伝説、TBSラジオの平日午前を30年にわたって牽引し続けた『大沢悠里のゆうゆうワイド』の大沢悠里さんです。

TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る<相談は踊るスペシャル>」
8月21日(月)
パートナー:大沢悠里、 TBS小笠原亘(TBSアナウンサー)

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【大沢悠里の金言】

大沢悠里「希望の学校に落っこちて、別の学校に行ったから幸せになる場合もあるんだよ。」

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【相談】「僕六歳」さん(46歳・男性)より

私は46歳独身、母は86歳で同居です。父は23年前に亡くなりました。

普通の人より約10年から、15年遅く生まれた子供です。兄弟はおりません。母は、今のところ一週間に一回のデイサービスだけに行ってます。

私は何事もマイナスに考えてしまいます。

例えば、「あの家庭の家族は多いから幸せだね」「お盆は家族全員で故郷に帰って幸せだな」とか。「あの家庭は金持ちだから幸せだな」「口では立派なことを言っているが、相手の不幸な気持ちなんかわからないくせに何を言っているんだ」とか。

私の家庭は母と二人だけ。母が亡くなったらお先真っ暗、誰も助けてくれないから私が一人でやるしかない、など目の前の事より先の事を考えすぎてしまいます。

自分でもわかっているのですが、隣の畑はよく見える。ただ、この年齢になり、そんなことはない、格差社会なんだから俺は負け組だと、やる気が出なくなります。

どうすれば良いですかね。

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■ジェーン・スーと大沢悠里とTBSアナウンサー小笠原亘の回答――

ジェーン・スー
お母さまとふたり暮らし。いま46歳でお母さまが86歳ということは、お母さまが40歳のときのお子さんなんですね。お父さんが23年前に亡くなったということは、僕6才さんが23歳のときにお父様を亡くして、ごきょうだいはいらっしゃらないと。

となると、私ごとで申し訳ないんですけど、いろんなものを逆にすると、ほとんどわたしと一緒なんですね。わたしは24歳の時に母が死にまして、母が41歳のときのひとりっ子なんですね。今は父とふたりで遺されてまして、で、どうしたもんかと悩んでる(笑)。

なのでまあ、状況は非常にわかると言いますか。家族がひとりしか残ってないというところや、ふたりしかいないことで生まれる閉塞感だったり、そういう気持ちもわかりますけれども。なにごともマイナスに考えてしまうっていうのは、悠里さんもそういうときってあったりしましたか?

大沢悠里
うーん、どうですかねえ。ただ、このかたはちょっと気の毒な状態でもあるね。今はこういうかた多いでしょう? 結婚してない男性も女性も多い。で、親の介護をしなきゃならないし、自分の生活もあると。

かたや両親もまだ元気で、子どもがいて奥さんもいて、っていう人もいる年代なんですよ。46歳あたりだとね。だからまずは、しかたない、こういう状態になっているということを考えて、でも丈夫である、健康であるっていうことをひとついいほうに考えないといかんでしょ。

小笠原 亘
そうですねえ。

生活は踊る20170821-1

悠里
健康でまだ動ける、働けるんだ自分は、ってことはやっぱりいいところなんですよ。だからやっぱりいいほういいほうに考えて、あまり他人と比較しない。あとはあんまり人のせいにしないってことも、あるかもわかんないよ。

スー
気持ちがふさいでじゃうとか、すねちゃう気持ちもわかるんですよ。どうしてもできないことやとか、自分でもどうしようもないことってあるじゃないですか。だから誰のことも表立って責められない……となると、やっぱり「社会」っていう大きいものになんとなく責任転嫁したくなったりね。

悠里
社会が悪いとか世間が悪いとかって、つい考えてしまう。

スー
もちろん社会に悪いところもあるけれども、でもそれだけじゃないところもあって。ただ、できないこととか苦手なことに関して気持ちが潰れてしまうというか、すねちゃうことって大人でもあると思うんですよ。悠里さんが今まで、「ああ、これは子どもっぽい対応してるなぁ」っていうところから、ぐっととうまく舵を戻したことってありますか?

悠里
幸いぼくはこれまでコンスタントにきてるんですよ。ただ、アナウンサーになって数年でもう、アナウンサー、クビと言われた時代があったから。

スー
え!? そうなんですか!?

悠里
いやもう、ぼくはだって……深夜放送とかね、みんな派手なんですよ。だけどぼくは声がね、老成している、老けていると言われて、深夜放送がやりたくてもできなかった。ある車のメーカーの帯番組を持っていたので、だから他社の番組をできなかった。深夜放送っていうのは、自動車メーカーでしたから。

そんなこともあって、ぼくだけ浮いちゃったのよ。だからもう、「大沢、ちょっとアナウンサーダメだな」と言われて、覚悟したことあるの。

スー
その当時から深夜放送が花形だったんですね。

悠里
そうそう。「ヤァみんな元気ィ~!?」って、そういう時代。で、ぼくはできないんだそれがまた。

スー
そのとき、「くっそ~、どうしたらいいんだ」って、落ち込んだり不貞寝したりとかしませんでした?

悠里
でもまあしょうがない。力がないんだもん。

生活は踊る20170821-2

スー
そういうときにふて腐れすぎないようにするにはどうしたらいいでしょうか。

悠里
打席に立てないだもん。しょうがない。でもね、いつも考えてたのは、好きな放送局入れたし、よく「上見りゃきりない、下見て暮らせ」って話があるけども。上見ると「あの人ステキね、あの人のうちはいいわね、幸せそうね」って思うけども、ちょっと考えたら、もっともっと不幸な人もいるんだっていうね。そう思うと、まあまあ頑張んなきゃ、わたしはそういう人に比べれば幸せなんだからって。

そういう比較ならいいのかもわかんないね。だからなんとかなったよ。乗り越えて。あのときにクビになったら今ここにいないんだから。

スー
そうですよね。

小笠原
だからやっぱり、続けてるといいことあるんだっていうことですよね。

悠里
そ。コツコツとね。暗くなっちゃうんだ、この人はきっと。でもね、人間っていいも悪いもあるじゃない。人間万事塞翁が馬と言ってさ。希望の学校に落っこちて、別の学校に行ったから幸せになる場合もあるんだよ。

スー
そう! それはある。

悠里
だからいいほうにいいほうにものを考えて、プラス思考にしていくと。まず元気であればそれでいいんだよ。食べて行ければ。まずはね。

スー
あと、お母様とふたりだけで、母が亡くなったらお先真っ暗、誰も助けてくれないからわたしがひとりやるしかないって書かれていて、もしかしたらお友だちが少ないのかもしれない、あとは誰も助けてくれないって書いてらっしゃるけど、もしかしたら、誰かに頼りにされたいって思ってらっしゃるのかなと感じたんです。メールを読んだときに。

やっぱり、人って必要とされてはじめて自分の存在を肯定できるじゃないですか。でもそれで言ったら、こうやってラジオにメールを書いてきて下さるっていうのは、本当に番組の役にたっているわけですから。わたしたちの力になってくださってる。

小笠原
そうそうそう。

悠里
それにまだ46歳の男性だと、結婚だってありうるじゃないですか。

スー
そうですよ。44歳の女のわたしより可能性高い(笑)。

悠里
このさいいかがですか?

スー
「このさいいかがですか」!

悠里
ラジオ合コン。合コンラジオ。

スー&小笠原
(笑)

スー
ラジオショッピングじゃないんだから!

小笠原
新しいコーナーができた! ということで、またなにかあったらメールを送ってくださいね。仲間として我々も一緒に考えていきます。

スー:
わたしたちも力になれればと思います。

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