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相撲の魅力は、「無差別級」「革新と伝統」そして「曖昧の美」

ジェーン・スー 生活は踊る

「相撲は様々な“演出”と“仕掛け”にあふれている」と語るのは、小さい頃からお相撲大好き!50年見続けてきた長峰アナ。長峰アナが思う、相撲の魅力とは。
長峰さん①

その①相撲は無差別級の戦い

▼他のスポーツは階級がありますが、相撲にはありません。どうやっても敵わなそうな小さい力士が、センスとわざと俊敏さで大きい力士を倒す。スカッとして、人間の可能性・あきらめない心・挑戦する心まで教えてもらえる。これが相撲の醍醐味。
▼大枠は無差別級ですが、大相撲の力士は番付で格付けされています。見る側は番付が上下するスリルを味わえるが、重量より下はお給金なしと、力士は生活が変わってきます。大変な苦労があるんです。

その②革新と伝統を上手に使い分けている

▼あえて演出といいますが、まわし一丁に髷を結うなんて他のスポーツにはありません。その一方で化粧まわしの美しさ。土俵入りの所作も全てに意味があり、美しいんです。
▼相撲界は演劇的でもあります。土俵は照明を浴びた舞台のようですし、力士は千両役者。歌舞伎のような、スポーツのような、完全な異空間のように感じます。
▼相撲を神事=伝統として押し出していた時代もありました。現代とかけ離れた世界だと思う方も多いかもしれませんが、実は相撲界はものすごく革新的なんです。それが1969年に導入された「ビデオ判定」。40年以上前から導入していたんです。また、1930年までは親方=審判が土俵に座っていましたが、お客さんが見づらいため、現在のような土俵下に。土俵の四隅にあった柱も、お客さんが見づらいのではずしたそうです。常に人に見せる・楽しませることを意識してきた、革新的なのが大相撲。

▼ただ、革新的でありながら、上手いこと伝統=神事をある意味全面に押し出し、正当化し、生き延びてきた集団でもあります。伝統のため女性が土俵に上がれなかったり、普通のスポーツではあり得ない、親方が審判をやっていたり。革新と伝統を上手に使い分けています。
▼最後に勝ち負けを判断するのは人間です。判断する材料は取り組みの流れ。流れは人の判断・長年の経験です。革新と伝統を上手に使い分けて生き残ってきたところに「曖昧の美」を感じます。

最後に言いたいのは・・・
土俵にあがる力士は、鍛えぬいた体で命をかけています。力士には曖昧さのみじんもありません。それが相撲です。
9月10日から九月場所が始まります。今日紹介したポイントをぜひ、注目して見てください。好きな力士を見つけて心で育てましょう!

長峰アナの熱のこもった生活情報は、ココから聴けます。ぜひ、聴いてください!!

長峰アナが研修を担当している新人アナウンサー3人衆は、9月1日(金)の「生活は踊る」に登場!そちらもお聞き逃し無く。

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