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観測史上もっとも晴れなかった8月。その理由とは…【気象予報士が解説】

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラム。今日は「この夏の天気の振り返り&台風情報」についてお話頂きました。
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8月31日で夏は終わり

8月31日は気象庁の区分では、夏が終わる日。6月〜8月が夏です。
今年の関東の夏を振り返ると・・・6月が空梅雨ぎみ→7月上旬~中旬が晴れてかなり暑かった→7月19日にようやく梅雨明け発表→7月下旬は曇り・雨が多くなりました…。晴れて30℃以上の日が続くようになった7月5日頃が、梅雨明けだったのではないでしょう9月1日は「梅雨入り・梅雨明け」の見直しが発表される日。果たして、気象庁の見解はどうなるのでしょうか?!

不順な夏

8月は、不順な天候が続きました。8月の東京の日照時間は、合計で83.7時間。なんと明治時代から続く観測史上、もっとも日照時間が少ない、晴れない8月でした。ここまで天候不順だと、農作物が心配になってきます。

「21日連続の雨」

そんな不順な天候の8月、東京では1日から「21日連続の雨」を観測。
ただ、これ扱いがちょっと微妙なんです。実は、「降水量0.0ミリの日」が何日もあったんです。気象庁の観測では、雨は0.5ミリごとに測っていますが、その0.5ミリにも満たないちょっとした雨は、「0.0ミリ」と記録されるんですね。たとえば、8月20日は、夕方に1分間、ちょろっと降っただけでした。

天候の流れを変えた台風

当初の予測では、8月は夏空と暑さが戻ってくるはずでした。ただ、そのシナリオを壊したのが、長寿台風だった台風5号です。日本付近をウロウロしているうちに、夏の高気圧が強まるキッカケを失い、結果的に天候不順が続くことになりました。

今後の台風の見通しは・・・

平年では、年間で25〜26個の台風ができます。現段階でできているのは15個。まだまだ発生します。しかも、今年はすでに夏の高気圧が引っ込んでしまっています。夏の高気圧があれば台風をガードしてくれるのですが、今はノーガードの状態。台風が発生すると、日本に近づくおそれは十分にあります9月は、鬼怒川の氾濫など過去にも大雨災害が多い月なので、気をつけましょう。