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竜巻が起こったら、ミサイルのような飛散物に要注意【気象予報士が解説】

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラム。今日は「竜巻」についてお話頂きました。

竜巻風

竜巻風

つむじ風と竜巻の違いは?

運動会のテントが渦を巻いた風で飛ばされるニュースを見聞きしたことがある方もいらっしゃるかもしれません・・・これは、竜巻ではなく「つむじ風」なんです。つむじ風は、晴れて、地面が温まって上昇気流が起こり、そこに風が渦を巻くきっかけがあると起こります。つまり、雲とは関係なく起こるんですね。砂ぼこりを巻き上げるので“ダストデビル”と言われることも。直径・高さは数メートル〜10メートルくらいです。
一方、竜巻は積乱雲の下で生まれるので、雲がない時には起こりません。幅は、数十メートル〜数百メートルのことが多く、高さは、数百メートル〜千メートルを超えることもあります。

秋は竜巻の季節

台風は無数の積乱雲の集合体ですから、台風が増える今の時期は積乱雲の下で起こる竜巻も増えます。国内で発生する竜巻の半数が秋。中でも、一番多い月が9月です。
先月、長寿台風・台風5号が和歌山県に上陸した際、愛知県の豊橋で竜巻の被害がありました。台風の中心から百キロ以上離れたところで竜巻が起きることも、しばしばあります。また、広い田園部のような、あまり大きな建物が立ってないところで起こりがちなイメージがありますが、品川区内や横浜市内などでも竜巻が起きたこともあるんです。

身近なところで竜巻が起きたら・・・

最近は竜巻の動画を撮っている人もいますが、大変危険です!!竜巻が起こると、怖いのが飛散物です。風で壊れた物が飛散物となって、猛烈な風に乗りミサイルのように飛んできます。竜巻被害に遭った建物は、銃弾で打たれたような跡がついていることもあります。とにかく頑丈な建物に入り、窓・外壁から離れましょう。(できれば窓が無い、もしくは少ない部屋へ)2階は屋根が飛ばされる可能性があるので1階へ。もしあれば地下へ。身を低くして頭を守りましょう。

竜巻の前兆は・・・?

竜巻そのものを目撃、雲から漏斗の形のような雲(漏斗雲)が垂れ下がっていることを目撃する、ジェット機が近くを飛んでいるような轟音、耳鳴りなど耳に違和感を感じる、などなどありますが、かならずしも前兆が現れるとは限りません。ですから、激しい豪雨や雷、ひょうが降るなどした場合は、竜巻の可能性もあるということを頭に入れて、安全な場所へ移動するようにお願いします。