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RPGの主人公には喋ってほしい! FF派のプロレスラー、オカダ・カズチカ登場

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

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■RPGの主人公は喋ってほしいか、喋ってほしくないか

「マイゲーム・マイライフ」のゲストにプロレスラーのオカダ・カズチカがやってきました。この番組は俳優やアーティストのゲストが多いため、かなり珍しいタイプのゲストです。なんとNINTENDO64の『新日本プロレスリング 闘魂炎導 ~BRAVE SPIRITS~』というゲームがプロレスを知ったきっかけだと言います。ゲーマーのプロレスラーとしてはこれ以上ないくらいの鉄板ネタがいきなり放り込まれました。ほかに好きなゲームは、『メタルギアソリッド』や『ニーア オートマタ』、そしてファイナルファンタジーシリーズ。オカダさんはファイナルファンタジーシリーズが好きな理由として、「主人公が喋るから」と語ります。

オカダ「主人公に喋ってもらいたいですね。最近、主人公が喋らないゲームが多いかなと。主人公が自分です、みたいな感じの」

宇多丸「あんまり主人公にもともとあるキャラ付けをしないで、自分の名前を付けてっていう」

オカダ「っていうのは、僕はあんまり好きじゃなくて。だから僕はファイナルファンタジー好きなのかなと思うんですよね」

宇多丸「それこそ、ドラクエ最新作もそうですけど、主人公は喋らない人ですよね。自分の名前付けて」

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お二人が例として挙げているように、FFは主人公が喋り、ドラクエは主人公が喋らない、というのは昔から有名な両者の違いです。私自身は主人公が喋らないドラクエのほうが好きではありますが、何が起こっても喋らないせいで、どうしても「主人公がやたら無口な性格をしている」と捉えざるを得ない場面が出てきます。最新作のドラクエ11では、何かストーリーが展開する事件が起こった際に仲間キャラクターに話しかけてみると、「○○(主人公の名前)は無口で何も喋らないから」などと言われる場面が何度かあったくらいでした。「なんでこんな大変な事件が起こっているのに何も喋らないんだ!」とツッコミたくなる点においてリアリティはないですが、主人公が喋らないタイプのゲームは、自分自身を主人公に重ね合わせやすくもあります。ゲーム側から主人公の発言や反応を提示されていない分、想像の余地が残されているというわけです。逆に主人公が喋るタイプのゲームだと、よりリアリティのあるストーリー展開を味わえるのだと思います。

さて、FFの話題になったときの、この番組恒例のあの問題にも触れておきましょう。番組のヘビーリスナーにとってはおなじみかと思いますが、宇多丸さんはFFの話になるとほぼ必ず言うお決まりのネタがあります。
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宇多丸「これはちなみに、この番組ファイナルファンタジー問題っていうね、私が要はファイナルファンタジーを一回もやっていないっていう。だけど、ゲストの方が一番オススメするのがファイナルファンタジーなんですよ。ちなみにナンバリングで言うと何派ですか?」

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オカダ「僕は10派ですね」

宇多丸「10派来ましたね! 10派も一大勢力ですねー、これは」

最近はもはや、このやり取りが楽しくなってきているのではないかと思ってしまうくらい、イキイキとしている宇多丸さん、今回はFF10について「申し訳ございません! 近いうちにやります!」と蕎麦屋の出前のようなことを言って締めていました。これ、もし本当に宇多丸さんがFFをやったとしたら、このやり取りも聞けなくなってしまうことになります。このまま宇多丸さんにはFFをやらないままでいてほしいような、やってみた感想を聞いてみたいような、なんだか複雑な気持ちです。

マイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

オカダ「買っちゃったんですよ、テレビ付きの(PS4の)ボックスを。(中略)移動中のバスにはコンセントがあるんで、自分の膝の上にボックスをセットして、コンセントさして、ヘッドホンつけて、それでやってます」

宇多丸「酔いませんそれ?」

オカダ「いや、全然大丈夫です。三半規管強めなほうなので」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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