お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

車検取り締まりの新装置導入!あなたは、車検切れてない?

森本毅郎 スタンバイ!

車やバイクの『車検』のお話。公道を走る車は、2年に1回、新車ならば3年に1回、車検を受けて合格しなければいけない、という義務があります。その車検について新しい取り組みが始まるという発表がありました。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!9月20日(水)は、レポーター近堂かおりが『車検取り締まりの新装置導入!あなたは、車検切れてない?』をテーマに取材しました!

★車検切れ車、瞬時に判別します!

まずは、その車検についての新しい取り組みについて、国土交通省 自動車局整備課の及川健太郎さんに教えていただきました。

及川健太郎さん
「不正改造車を取り締まる街頭検査の際に、可搬式ナンバー自動取締装置を用いて、その場で車検切れ車両を積極的・瞬時に把握し、ドライバーを直接指導・警告するという取組をするものです。カメラの方を用いてナンバー情報を読み取りまして、データベースの方をパソコンに入れているんですが、そちらの方に都合して1.5秒から2秒以下で、車検車両がわかるという装置。今月末から始めまして、全国5か所で、試行導入を行いたいと考えています。」

国土交通省と警察が連携して始める、車検切れ車両を取り締まる、新しい取り組み。”可搬式”つまり、運搬・持ち運びができる、ナンバー読み取り装置が導入される、ということですが、実際公道でどのように使われるのかというと・・・。まず、道にカメラを設置し、そのカメラの先に、車検切れ車両のデータベースが入ったパソコンと担当者を配置。車がカメラの前を通過すると、車両のナンバーと、車検切れ車両のデータベースが、照合され、車検切れの車両なら、1・5~2秒で、パソコン上に”HIT”と赤い表示が出ます。その”HIT”車両のドライバーは、そのさらに先で、待ち構えている警察官に、車を停められ、指導・警告されるという流れです。

これまでは不正改造の車について取り締まりをやっていましたが、それは目で確認できました。しかし、車検切れ車両は、車検マークも小さいですし、目で確認するのはさすがに困難・・・。そこで、このナンバー自動読み取り装置が導入されるというわけなのです。今年度は、今月末から。全国5か所で、試験導入されます(もちろん場所・日時は非公表)。その結果を受けて、来年度から本格的に全国で運用していく、ということでした。

★車検切れ車両、結構あるんです!

このナンバー自動読み取り装置の導入に乗り出したのは、ある調査結果が裏付けになっているということなのですが・・・再び国土交通省の及川健太郎さんのお話です。

及川健太郎さん
「平成26年度から28年度で、全国11か所で一定期間ナンバー読み取り装置を設置して、定点調査になるんですけど、そちらを行った結果、地域差はみられるんですが、平均で0.27%の車両で車検切れ状態で運行されていたことが確認されました。車検対象の車が、普通車・二輪車・軽自動車を含めまして、日本国内で保有しているのが8千万台あります。その8千万台に0.27%をかける全国で約20万台が、車検切れ運行をしているものと推定されます。実際にこの数値を見たときに、意外と多いなという印象を受けました。」

車検についての調査は、去年までの3年間行われ、こうした調査は初めて。まず、日本国内の車検対象車両の数は、8千万台。その中で、車検切れの車両はおよそ510万台。ただ、車検切れと言っても、単に車庫で保管したまま廃車手続きをしていないものや、商品用に展示してある車もありますよね。そうした車を除いて、車検切れなのに、公道を走っている車両が、20万台もあるという計算・・・意外と多いですよね。調査した中では、うっかりして車検が切れていた人もいる一方で、悪質な人もいるようで、きちんと把握し取り締まる必要がある、ということなのです。ちなみに、車検切れでの走行は道路運送車両法違反で、6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金の対象です。

★車検、うっかり忘れていませんか!?

とはいえ、車検は数年に1度。ドライバーの人たちは、うっかり忘れてしまうものなのでしょうか?そのあたりのことも含めて、みなさんに車検について聞いてみました。

●「確かに車検通してないって人は聞いたことはあるけれど、あり得ない!命あずけてますから。こまめに整備してたら車検の時には意外とかからないんですよ。僕はディーラーに出してます。」
●「ディーラーの整備パックみたいなので、車検も込みで整備してくれる。忘れないし安心できるし。車検が終わった後はちゃんと積み立ててるというのはやってます。」
●「私はちゃんとした知り合いの整備工場に出してますけど。ディーラーはちょっと値段が高いんじゃない。ここがダメです、オイル交換もしましょ、って付加価値を付けたような。だから知り合いの整備工場に、ちゃんとはがきが来ますから忘れることはまずない。」
●「新車買った時はディーラー、中古の時は個人の車屋さんにお願いして、その辺はお値打ちなところを探したりもして実際。通知が来るもんで、自然に。もしなんかあった時に、保険もきかへんしということで。」

さすがに『わたし車検切れで走っていますよ!』という人には出会いませんでした。昨日お話を伺ったドライバーのみなさんは、安全な車のため、安心をお金で買うのは当然、という認識でした。しかしながら、車検代が安くない、という思いも一方ではあって、安いお店を厳選している方もいらっしゃいました。もし、車検切れ車両となってしまったら、自賠責保険なども適応されないので、自分も大変ですし、被害にあった相手にも迷惑がかかってしまいますからね。みなさん、しっかり車検を通していましたが・・・。

★『そろそろ車検ですよ』通知、頼りにしてます!

中には大のお気に入りの愛車なので、しっかり車検のタイミングも覚えてますよ!という方もいらっしゃいましたが少数派。

大多数の方は自分の車が、次はいつ車検なのか、覚えていないようでした・・・。そんな皆さん頼りにしているのが、『そろそろ車検ですよ!の通知』。前回車検を受けたお店から、連絡が来るんですね。だからこそ、いつも来ていた通知がなくて大変だった!という人もいました。

●「7・8台ある、会社の車が。重なると容易な金額じゃなくなっちゃうもんですから、もし2台あったら、請求は一台ずつになるように1か月ずらして!と、こっちも生活があるんだっつって。厳しい。覚えきれません何台もあったら、だから何日に車検だからって言ってくれますよモータースさんが。だけど昔、モータースさんの経営者が病気になって入院しちゃって、その時に、他の人からこれ切れてますよって言われて『え~』って!知らなんだもんで。その時にあわてて通した記憶があります。それはいくら病気でも、おかしいということで(車検をお願いする先を)代えました。仕事で使ってるもんだから、大変な話になっちゃう、保険も何もパーになっちゃう。仕事でも使ってるもんで、
他の人たちにも迷惑かけちゃうんで。」

車検は義務ですから、いつ車検なのかは、自分で覚えおかなければいけないところですよ!ところが、このお父さんは会社経営者。会社の車を7~8台に加えて自家用車もあるので、覚え切れないのよ、と。モータース=整備会社さんの通知に、頼りきりだったので、肝を冷やした、ということでした。通知を頼りにする気持ちはとってもよく分かりますが、頼りにしすぎてしまうと、うっかり車検が切れてしまうこともあるので、やっぱり最後はご自身で確認を!!

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが
「現場にアタック」で取材リポートしました。